本編ではニューアルバム『Flora』収録の全13曲を含む20曲をパフォーマンス

オープニングからここまで一気に10曲を歌い切ったところで、最初のMCパートへと突入。4人それぞれの自己紹介後、愛来からColorsに怪我の状況が伝えらえる。市川が冗談交じりに「グループにとって危機的状況だった…」と語ると、愛来からは「メンバーとチームで一丸となって準備をしてきたので、引き続き、最高のライブを見せます」と約束して後半戦へ。

後半戦では、赤を差し色にしたブラックデニムを基調にしたクールな衣装へとチェンジ。ニューアルバムから「CLEVER」、4人がお酒を飲んでスタートし(実際には中身は水とのこと)、哀愁漂うフラメンコ風のギターサウンドとスタンドマイクでのパフォーマンスが印象的な「Desire」、ライブ定番曲の「Love is love」、モノクロ映像が映し出される中、アルバムの先行配信曲「イニミニマニモ」へと続いていく。特に、「Love is love」では、市川が1階客席通路から登場すると、小島はなと鈴木萌花もステージを降りて客席内を練り歩きながらパフォーマンス。大人っぽいストリートスタイルのクールな新衣装と客席から登場というサプライズも相まって、後半戦への期待値が高まる形となった。

さらに、ライブ初披露となる『Flora』収録曲の「COOL HOT SWEET LOVE」と「Secret」を次々とパフォーマンス。「COOL HOT SWEET LOVE」では、照明や映像でも疾走感を演出し、「Secret」では再びステージ上でカメラマンが撮影した映像がモニターに映し出される。この2曲では特に、ColorsがAMEFURASSHIの新境地とも言えるクールな楽曲の世界感に引き込まれていく様子が感じられた。

さらに、後半戦ラストに向かって、コール&レスポンスでColorsを煽りながらの「DROP DROP」、「SPIN」、「Fly Out」というライブでの人気曲を立て続けに披露。「SPIN」の間奏部分のダンスパートでのキレキレのパフォーマンスとそれを後押しするColorsからの大歓声の一体感は、最近のライブではお馴染みの光景だが、LINE CUBE SHIBUYAという会場で味わうこの一体感はColorsにとっても格別だったのではないだろうか。

ここで、最後のMCパートへ。愛来から「今回のワンマンライブはアルバム『Flora』の世界観をテーマにしたライブです。私たちはまだ小さな蕾で、もがいて咲く準備をしている段階です。今はまだ蕾かもしれないけど、Colorsのみんなと私たちで大きな花を咲かせたい」と、Colorsや関わる全ての人への感謝の気持ちが伝えられて、最後に歌われたのは、ニューアルバム収録曲の「Flower of love」。モニターに歌詞と4人の表情が映し出される中、LINE CUBE SHIBUYAという空間での圧倒的多幸感を参加者全員で共有。ニューアルバム『Flora』収録の全13曲を含む20曲をパフォーマンスして本編は終了した。