“成長を実感する環境”で見えてきた「≒JOYらしさ」

――市原さんは、加入当時からを振り返っていかがでしょう?

市原 変化はたくさんあるのですが、客観的に見たら、グループ全体の団結力が上がりました。1stツアーで活動休止中だった(大西)葵のパートをカバーしたり、何があっても誰かが気づいて自然とカバーできるんです。優しいメンバーがたくさんいるグループの空気感が、ファミリーのようでうれしいですし、もっともっとおたがいに高め合っていきたいです。

――シンプルな一言で、かえってグッと来ます。山野さんは、自身の成長や変化に何を思いますか?

山野 加入当初は色んなことに苦手意識がありましたが、このままではダメだと思い、自主的にたくさん練習をしたんです。歌もダンスも、みんなに追いつくために必死に練習して、今では自信を持ってパフォーマンスできるようになりました。人見知りでしたが、みんなの前で素の自分を出せるようになりました。

小澤 普段、何を言っても笑ってくれます。

逢田 メンバーの話を聞きながら思いっきり笑ってくれますし、愛月が作ってくれる空気感もあります。

小澤 不安なときは前向きに「大丈夫だよ」と言ってくれますし、とても支えられています。

――日常の空気感も伝わってきましたが、一致団結するグループは2ndシングルリリースのみならず、2024年10月〜11月に開催される『≒JOY ホールツアー2024「今日から君は恋人」』などのステージも控えています。

小澤 感謝でいっぱいです。前回の1stツアーから規模も大きくなり、目の前の景色が広がるとともに、私自身も成長できていると感じられてうれしいです。グループでは日本武道館での単独コンサート開催を目指していて、メンバー全員で絶対に夢の景色を見たいと本気で思っています。定期的に出演している対バンライブでも、新たなファンのみなさんとの出会いがありますし、グループの輪を広げられるように、≒JOYらしさを出しながら頑張っていきたいです。

――難しい質問かもしれませんが、現時点での「≒JOYらしさ」を言葉にかえるなら?

小澤 今までは夢を歌った楽曲が多かったのですが、2ndシングルでは恋心を歌っているので、また何か変化があるのではないかと思っています。「≒JOYらしさ」が何かをハッキリ言うのは難しいのですが、今年の『イコノイジョイ 2024』(2024年9月に開催した=LOVE、≠ME、≒JOYの合同コンサート)のリハーサルで、先輩方の楽曲をカバーさせていただいたときに、演出の方から「もっとがむしゃらに元気よくやっても、ニアジョイらしいと思う」と言われたんです。先輩方へのリスペクトから、曲をまるっきりコピーするのが正解だと思っていましたが、無理に大人ぶるのではなく、初恋のような初々しさを伝えてもいいのかなと思ったので、パフォーマンスで新たな一面も見せていきたいです。

Information

≒JOY 2ndシングル『初恋シンデレラ』
2024年10月16日(水)リリース

Type A(CD+DVD)1650円(税込)
Type B(CD+DVD)1650円(税込)
Type C(CD+DVD)1650円(税込)
Type D(通常盤・CDのみ)1100円(税込)

≒JOY ホールツアー2024「今日から君は恋人」
2024年10月27日(日)兵庫県・神戸国際会館 こくさいホール
2024年11月2日(土)大阪府・オリックス劇場
2024年11月24日(日)千葉県・幕張メッセ 国際展示場 展示ホール

イコノイジョイ大感謝祭 2024
2024年10月22日(火)≠ME
2024年10月23日(水)=LOVE
2024年10月24日(木)≒JOY
会場はいずれも、東京都・TOKYO DOME CITY HALL

公式サイト

≒JOY

指原莉乃がプロデュースする「=LOVE(イコールラブ)」、「≠ME(ノットイコールミー)」に続く第3のグループ。2022年1月30日、オーディションの最終審査が行われ、2022年3月29日、メンバーのお披露目と共にプロデューサーの指原莉乃自ら、グループ名を「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」とすることを発表した。グループ名には「メンバーと応援してくださるファンの皆さんが出会ったときに喜びを感じて幸せな気持ちになってもらいたい」という想いが詰まっている。

PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:SYUHEI KANEKO