初オンエアでファンがザワついた!?カップリング曲「佐藤さん」
――「YESとNOの間に」は、dance videoやmusic videoも話題になっていますね?
麻丘 今回は、私達リアルメンバーのdance videoとキャラクターのmusic videoを作っていただいたんですけど、dance videoの方は、朝焼けがとても綺麗な場所での撮影だったので、早朝から撮影しました。一方で、キャラクターのmusic videoも、ファンの方に喜んでもらえて良かったです。今回はシナリオっぽくなっているので、ダンスパートに加えて、演技の部分も見られるような可愛くて見応えのあるmusic videoになっていると思います。
――ファンの方達の間では、dance videoのロケ地が聖地化されているみたいですね?
椎名 そうなんです。何度も足を運んでくださった方もいるみたいで嬉しいです。やっぱり、アニメ作品には、結構な確率で聖地が存在していて、本当にびっくりすることが多いんですけど、特に(今回のdance videoが撮影された)JR日立駅はパネル展示などもしていただいたので、ファンの方達が私達と同じように朝早くから行って、記念撮影など楽しんでくれているようです。
――キャラクターmusic vidoMVの見所はいかがでしょうか?
月城 アニメと同じような世界観の中に私達が登場するので、ナナニジが『ATRI -My Dear Moments-』のエンディングテーマを担当していることを改めて実感できました。卒業された涼花萌さんが演じられた神木みかみちゃんの最後のシーンは感動的なので、ぜひ注目してください。
――カップリングについても是非お聞きしたいのですが、「佐藤さん」にはちょっと驚きました。
月城 最初にタイトルを聞いた時に、絶対にネタ系の曲だろうなと思ったんです。でも、聴いてみると、ただただ「佐藤さん」のことを歌っているのではなく、「自分は自分」というすごく深いメッセージも込められているんだなと感じました。
麻丘 字面で見た時と聴いた時の印象の違いを感じてみてほしいです。歌詞なしでメロディーだけだと結構かっこいい感じの曲に聴こえると思うんですけど、「佐藤さん」と何度も言い始めた瞬間に、びっくりするんじゃないかなと(笑)。でも、逆にインパクトも大きいですし、面白いから聴いてみてって人に言いたくなる曲だと思います。私達も1回か2回聴いてすぐに歌えるくらい覚えやすい曲だったので、キャッチ―で今の時代にも合っている曲だと思います。
――ファンの皆さんの反応・反響が楽しみな曲ですよね。
椎名 実は、ラジオで解禁した時に、「ヤバい曲来た」、「全国の佐藤さんに届け」みたいな感じでファンの方の間でもザワついたんですけど(笑)、意外と振り付けは可愛いんですよ。曲だけ聴くとびっくりするかもしれないですけど、振り付けにも注目してほしいです。ただ、振り入れの期間が結構短くて、2日もないぐらいでリリイベを迎えたので、その分、佐藤さんノイローゼになるくらいに脳内でずっとこの曲が流れていたり、ふと気付くと口ずさんでいたりしていたので、ファンの皆さんもそうなってくれていたらいいなと思います。中毒性が高い1曲なので、「YESとNOの間に」と同じく、ライブで愛される曲になると思っています。
――さらに、ユニット曲3タイプ収録されているということなので、それぞれ教えてください。まずは、蛍光灯再生計画の月城さんから。
月城 今回の「赤いバラの理由」は、ザ・蛍光灯再生計画という感じの曲になっていると思います。歌い方やセリフに関して、最初はかっこいいイメージでレコーディングに臨んだんですけど、ディレクターさんから「蛍光灯再生計画なんだから、もっとセクシーに、感情的に歌って」と言われて…。あぁ、そうだった、私はセクシーユニットの蛍光灯再生計画だったんだ!と改めて実感して、セクシーに大人っぽくレコーディングしたので、ライブでも楽しみにしていてください。