「共感しやすい楽曲には普段着っぽい服装を」アートワークへのこだわり
――アートワークもすごく可愛いですが、こだわりを教えてください。
あたし イラストレーターさんに「この子はこういう性格で、こういうことが好きで、こういう気持ちで歌っているんです」っていうのをお伝えして、そこからそのキャラクターの服装だったりとか、服の色だったりとかを変えていただきました。
「落第」はアップテンポなロックっぽい楽曲なのですが、その曲に合うような、メッシュやピアスでバチバチに決めている女の子です。個人的にもロックやパンクテイストのファッションが好きなので、カッコ可愛くて気に入っています。
「傀儡合い」の服装もすごく好きで、自分ではあまり着る機会はないんですけど、地雷系ファッションの可愛さが詰まっていて、傷も意味深で好きです。「ワルキューレ」はこの中だと多分1番普段着に近いと思うんですけど、共感しやすい楽曲にしたいなと思ったので、普段着っぽいというか今街中でもしている方が多いファッションのテイストを取り入れています。「ワルキューレ」の子は目が澄んでいて、この中で1番純粋そうなお顔をしているのもお気に入りのポイントです。
――アートワークのアイデアなどはどうやってためていますか?
あたし 私自身が色々なテイストのファッションが好きなので、InstagramやXで気になったものはブックマークしています。イラストや楽曲、動画も気になったものはどんどんブックマークしていって、自分の好きなものってこういうものなんだなと気付くきっかけにもなっています。
――あたしさんのYouTubeやTikTokを拝見していると、リスナーの方からの「共感しました」「私の恋愛と同じです」といったコメントも印象的ですよね。
あたし 匿名で質問を送れる「マシュマロ」を設置しているのですが、「クラスに気になる人がいるのですが、どうアタックしていけば良いですか」とか、すごく可愛らしい質問をもらったりすることがあります。あと大人の女性からも恋愛相談のコメントをもらったり、そうやって自分のことと私の楽曲を共有してくれていることがすごく嬉しいです。