松田今宵、あたし 次世代の注目アーティストが続々登場

「出会いや組み合わせの化学反応」をテーマに、クリエイティブレーベル・MeMe Meets が主催するライブイベント『LIVE Meets』。第5回目となる『LIVE Meets Vol.5』が、1月26日に東京Spotify O-EASTで開催された。

MeMe Meets所属のあたし、harha、ケタチガイが出演。加えて、ボーカル力に定評のある私立恵比寿中学の安本彩花と、超特急のタカシがソロ名義の松尾太陽でゲスト出演。この日だけのスペシャルなコラボも披露した。

ステージ上にはデスクや白衣がかけられたラックなど、ラボを思わせるセットが広がる。オープニングアクトとして登場したのは松田今宵。昨年秋に配信デビューをした「甘じょっぱい」を、軽快にキーボードで弾き語って場内の空気を温める。続く昨年12月に配信されたばかりの最新曲「Smoky Baby」を披露。ステージ後方の大型ビジョンに映し出されるMVを背景に、初恋をテーマにしたみずみずしい感情を美しい声で歌い上げた。

本編のトップバッターを飾ったのは、高校在学中に投稿した“歌ってみた動画”が500万回再生を記録し、MeMe Meetsの第1弾アーティストとなった、あたし。儚いのに存在感のある不思議な歌声が魅力的なアーティスト。1曲目の「シュガーハイ」は小学館『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い@comic』のバーチャルライブコラボ楽曲で、ビジョンには、コミックの中から日常生活と同居するヒロイン・佐藤さんの姿も。

激しい展開が特徴的な「AtoZ」で雰囲気を一変させ、この日共演するharhaが書き下ろしたバラード「太陽観測」ではキラキラと輝く様な世界を、キュートな声で歌い上げた。「100万回100億回の愛してる」というリリックが印象的な「イベリス」の後、低音ボイスから始まる「そっか」で表現力の幅広さを見せつけた。