品川ステラボールからLINE CUBE SHIBUYAを振り返ってメンバーが感じたこと
ーー2月11日にAMEFURASSHI Live「Sweetie, Lovely, Yummy!」がTOKYO DOME CITY HALLで開催されます。過去のワンマンライブを振り返っていただきつつ、2月11日に向けてのお話を伺えればと思います。まずは2023年12月に品川ステラボールで開催された「AMEFURASSHI 5th Anniversary Live “Bad Girls Story”」ですが、今振り返ってみるとどんなライブだったでしょうか?
鈴木萌花(以下、鈴木) 品川ステラボールは、チケットがソールドアウトしたことはすごく印象に残っています。3B junior(AMEFURASSHIの前身のグループ)として品川ステラボールでライブをしたこともありますが、AMEFURASSHIとして4人で会場をいっぱいにできたことは、感慨深かったです。諦めなくて良かったなっていう気持ちが強くて、忘れられないライブになりました。ライブ自体はすごく一瞬であっという間に終わった感覚で充実した時間でした。
ーー続いて2024年3月15日にはEX THEATER ROPPONGIにてAMEFURASSHI ONE MAN LIVE「FLWRS」を開催されます。
市川優月(以下、市川) 大きい会場をソールドアウトできて次の会場(EX THEATER ROPPONGI)も決まっていたので、次もソールドアウトさせたいなっていう気持ちが大きくて、それが怖かったというか不安もありました。立ち止まっているという感覚がある時期も多かったから、またそういう風になってしまわないかなっていう恐怖心がありました。だからこそ、次のライブも絶対成功させたいなっていう気持ちは大きかったです。
ーーEX THEATER ROPPONGIに立ってみていかがでしたか?
市川 品川ステラボールの3ヶ月後にEX THEATER ROPPONGIだったんですけど、この会場も3B juniorの時にステージに立たせてもらいました。その時は集客が難しくて色んなことを考えながらみんなで取り組んでましたが、完売することはできず悔しい思いをしました。AMEFURASSHIになった時に、いつかこの4人でソールドアウトできたらかっこいいよねっていう話をしていたので、EX THEATER ROPPONGIが決まって満員のお客さんの前でライブができたのは本当に嬉しかったです。
ーーライブ自体はどのような内容だったのでしょうか?
市川 色んな演出をふんだんに使っていて、五感で体感するライブになっていて。特に”匂い”を感じる箇所などもあったり、ライブの中でどんどん衣装をチェンジしていったり、新たなAMEFURASSHIを見せることができたライブになったと思います。自分的には大好きな演出でしたし、この4人で進化するAMEFURASSHIを見せることができて良かったです。
ーー続いて2024年6月に文京シビックホールで開催された恒例のワンマンライブ「梅雨祭2024 -Dance in the rain-」はいかがでしたか?
愛来 「梅雨祭」は毎年恒例のライブで、第1回は太鼓パフォーマーの一彩さんと一緒に和をモチーフとした演出で始まり、2023年の第2回は、RAM RIDERさんとコラボさせていただきました。2024年は3回目となり、ダンサーチームを迎えてパフォーマンスを披露しました。多くのダンサーさんと連携してパフォーマンスするので、ダンスリハにはすごく力を入れて、私たちにとってはすごく挑戦的な内容でした。
ーーチャレンジングな分、得られたものもたくさんあったのではないでしょうか?
愛来 身体の動き一つ一つが洗練されるじゃないですけど、ダンスがレベルアップした感覚があって、上手い人たちに引っ張られることで、刺激を受けることが多かったです。メンバーのダンスの意識が高まりましたし、AMEFURASSHIにとってはすごくいいきっかけをいただいたライブだったと思います。
ーー2024年9月にLINE CUBE SHIBUYAで開催された「AMEFURASSHI Live ”Flora” chapter two」はいかがでしたか?
小島はな(以下、小島) 今までで一番大変なライブでした。ライブ前の9月10日にアルバム「Flora」のデジタルリリースがありましたが、まさかLINE CUBEで全曲披露するとは思っていなくて。今までのワンマンライブでは、新曲があっても1〜2曲だったので、すごくびっくりしましたし、とてもハードでした。そして愛来が怪我で完全なパフォーマンスができない状態だったので、既存曲のパフォーマンスもアレンジが必要だったりと、すごく大変な期間でした。でもそのアクシデントがあったからこそ、どうすればいいかたくさん考えたことも成長に繋がったと思うし、愛来自身も思うように動けない中で、どういう表現するか考えていて。それぞれを支え合いながら成長できたライブだったなと思います。
ーーどのぐらいの準備期間がありましたか?
市川 本当に短かったです。愛来の怪我がいつどの段階でどの程度回復するかというのが見えなかったので、最終的に全てが決まったのはライブの1週間前ぐらいです。
愛来 4人バージョンと3人バージョンと、私がちょっと入るバージョンとか、全く入らないバージョンとか、色んな想定で準備しました。3人はもちろん、スタッフさんにも迷惑をかけるし、ステージに立てるのかという不安で辛い時期もありました。
鈴木 大変すぎたからこそ、集中力が高まったというか、いつもだと「大丈夫かな?大丈夫かな?」って色んなこと考えちゃうんですけど、そんなことを考える暇がないぐらい追い込まれていたので、ライブへ向かう気持ちがより強くなりました。