OUTERのみんなもライブに対してすごく強くなった | Novel Coreの “WELCOME TO MY BRAIN” vol.13 「Kアリーナで今まで以上に感情がダイレクトに伝わるライブを目指す」

OUTERのみんなもライブに対してすごく強くなった

――今回はグッズもバラエティに富んでいますね。

Novel Core　アリーナだし、コンセプトも遊園地だし、今までとは一味違うグッズラインナップにしたいなというのがありました。いつもこだわっているんですけど、いつも以上にアイディアベースからこだわって作っています。いつも通りアパレル系には力を入れていて、スウェットなども出しますし、圧倒的に違うところで言うと食べ物ですね。クッキーも出ますし、ポップコーンバケットも出るということは「ポップコーンバケットがあって、ポップコーンがないなんてないよね？」みたいな（笑）。だから、おなかを空かせて来たほうがいいんじゃないかな。あとはフードタオルですね。たくさんのフェスに出させていただいた中で、日焼け対策として夏場はフードタオルを出して欲しいという要望があったんです。どうせ作るんだったら、アリーナ単独公演というデカいタイミングで作って、それを流用してもらうのがいいなと思って作らせてもらいました。遊園地らしさで言うと、ぬいぐるみもあります。

――「LONELY BEAR Plush Keychain」のことですね。

Novel Core　プライベートで某ネズミの王国に遊びに行った際に、肩に乗せられるぬいぐるみが売っていて。シンプルな作りでかわいいから、これは盲点だったなと。それをグッズチームに共有させてもらって、自分のLONELY BEARというキャラで作らせてもらいました。現時点のグッズラインナップだけでもわくわくすると思うんですが、当日会場に来るとサプライズで、さらにわくわくするものがある予定です。

――あくまで予定ですか（笑）。

Novel Core　もしかしたらスケジュール的になくなるかもしれない（笑）。いつもそういう瀬戸際でやっているんですよね。来場するお客さんのお財布事情もありますし、無理しない程度に遊んでもらえればと思うんですが、どんな組み合わせでも楽しめるように用意しているので、ぜひともお年玉をできる限り使わずに取っておいてください。

――最後にKアリーナ公演に向けての意気込みをお聞かせください。

Novel Core　去年、一昨年とは比べ物にならないぐらい、僕もバンドも圧倒的にライブ力が伸びています。たくさんのフェスに出ましたし、武道館公演の後に「HERO TOUR 2024」で全国も走り回ったし。僕たちもそうですが、OUTER（※ファンネーム）のみんなもライブに対してすごく強くなったという実感があります。「純粋にライブの熱量が倍増してるよ！」というのは自信を持って言いたいですし、アリーナに合わせたアレンジもいろいろやらせてもらっていて、曲もTHE WILL RABBITSもダンサーもビルドアップしています。武道館までがドラマ性、ストーリー性みたいなところで走ってきたライブであったとしたら、Kアリーナは自分たちが今まで歩んできた道は大事に踏襲しつつ、手放しで楽しいライブにしたいです。楽しい、うれしい、終わったときは寂しい、そういう感情の動きが素直に出るライブになると思うので、ステージの距離は遠くなるかもしれないけど、今まで以上に僕たちがステージ上で、どういう感情で歌って演奏しているのかをダイレクトに伝えたい。会場に来てくれるOUTERのみんなの感情も、僕たちにダイレクトに伝わるライブに絶対なるので、お互いに「頑張ろうぜ！」って感じです（笑）。

PHOTOGRAPHER：YASUKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI