結成時は被り物をして歌っていた!デビュー当初から培われたわんにゃんのエンタメパワー

――ここで改めて、結成のきっかけとグループ名の由来についてお聞きかせください。

くんか 僕とマンチは双子なんです。学生の頃からバンド組んでて、バッテリーのような感じでした。

ぺるしゃ 双子でバンド活動していて、それとは別にジャッピーくんと僕がバンドしてて、僕たちのバンドが解散して、ジャッピーくんがこの2人のバンドに入ったんですよね。そこに、僕が入りました。色々話すと長くなるのですが、最初は猫2匹、犬2匹の被り物してたんですよ。SNSは全部シャットダウンして、犬猫のままで活動してたんです。でも、一時を境に磁場がおかしくなってしまって(笑)。

くんか なんかもうめんどくさいね、Wi-Fiのせいにしようぜって言って、顔を出し始めました(笑)。

ぺるしゃ グループ名は、被り物の姿からもじっています。

――コンセプトはいかがでしょうか?

くんか 楽曲はいろんな方面で出ていますが、基盤にはポップがあるかな。

ぺるしゃ 僕らの魂はロックなので。

――『明けない夜』は自分たちのコンセプトとちょっと毛色が違うみたいな思いはなかったのでしょうか?

ぺるしゃ 1番のテーマがエンタメなので、いい意味でいろいろなとこに落とし込めています。明けない夜を作るにあたっても、意外に同じベクトルで向き合って完成までいけたと思います。タイアップできたことは、ファンの方にとって応援してきた甲斐があるじゃないですか。一緒になって喜べるみたいな。多分、1番そこが強いかな。

くんか ドラマの原作を全く読んでない方は、ドラマを見て曲と一緒に結びついてきたみたいなところもあると思います。

マンチ なんかいい曲だなって、話数が進むにつれ曲がわかってくる感じ。

――作曲活動はどのような感じで進むのでしょうか?

ぺるしゃ まず、ボーカルたちが作った骨組みに、各々が音を足していきます。こういう曲作りたいよね、みたいなパッと出た案を活かしつつ、アレンジを加えていく感じですね。

マンチ あとはもう、楽曲提供を各々がやっています。

ペルシャ やれることは自分たちでやろうというスタンスです。それぞれ言い合って。こういうことしたい、ああいうことしたいと出し合っていますね。

――楽器以外の担当が決めているのですか?

ぺるしゃ 僕が雑務やデザインをしています。グッズとかはまた別ですけど、裏方とかばーっとやっちゃいます。ジャッピー君は運転手を常に。機材をいろんな現場に持って行ってくれます。

くんか 今はライブハウス1日目やって、次がフリーライブをやったりするんで、生ドラムとエレドラを2個持って行くんですよ。会場のスタッフさん、目がまん丸になります。そんなに持ち込んだことないぞって。

――みなさんスキルが高いですね。

くんか コロナ禍でスタートしたバンドなので、僕ら自身が事務所内でカメラ回したり、配信作業を覚えたりしていました。

ぺるしゃ それも今の自分らの糧になっていると思います。映像のことも分かるしカメラのこともわかるし、これが今のわんにゃんのエンタメの力の1つになっています。