今年は結成10周年、4月から12月まで定期ライブを開催 | ukka「今のukkaの強みは1人1人が静かな闘志を燃やしていて、ライブになるとそれが前面に出てくること」INTERVIEW

今年は結成10周年、4月から12月まで定期ライブを開催

――2曲目と3曲目についても聞かせてください。2曲目「Trip To The TKY」のリリイベでの反響や反応はいかがでしたか？

結城　この曲は初披露の時から、大好きだと言ってくださるファンの方が多かったですね。何回も歌っていくうちに、自分もこの曲の魅力が分かってきましたし、ライブで披露し続けることでさらに好きになってもらえる、ファンの皆さんと一緒に育てていけるような曲なのかなと思っています。

茜　聴きどころは私の歌い出しです。裏声と地声を使い分けているので、毎回とても緊張するんですけど、これから自信を持って歌って育てていきたい曲です。

若菜　この曲も最初は大人っぽい曲だなと思いましたけど、私は「TOUTOI」よりも共感できる部分が多いなと感じました。2番の＜ずっと変わらないもの＞という部分を友ちゃんと一緒に歌っていて、そこで曲の雰囲気が変わるので、注目して聴いてほしいとても好きな部分です。

村星　＜誰か 手を 握って 凍りそうなの＞という歌い出しで孤独感を表しながらも、＜それでも僕たちは＞と自分の気持ちを強く表すと同時に、曲調が強くなっていくところがお気に入りです。ダンスも激しくて構成が散りばめられているので、聴いても見ても楽しんでもらえる曲かなと思っています。

――続いて、3曲目の「Tokyo Landed Girl」についても教えてください。

葵　他の２曲とはがらっと変わって、春らしい気持ちを歌った歌詞や曲調になっています。都会に憧れを持って上京してきた女の子がテーマになっていて、それが節々から感じられると思うんですけど、私が好きなところは＜なんだか心が ときめき踊り出すの＞という歌詞です。東京にまだ染まりきっていない初々しさが描かれているので、その気持ちを忘れて欲しくないなという思いで歌っています。

宮沢　前半に＜“きっとまた会えるよ”って約束＞という歌詞が出てくるんですけど、夢を叶えるために上京することで地元の友達とお別れするという寂しさを表現しながらも、でも、自分は大きな夢を持っているので東京に行くのが楽しみなんだという思いが伝わってきて、頑張る女の子への可愛い応援歌だなと思っています。

芹澤　実は、振り付けには1人1人違ったテーマがあって、例えば、私の場合はダンスオーディションのために上京してきたという設定になっています。それぞれが違ったテーマを表現してパフォーマンスしているところがライブでの大きな見所です。

――4月からは定期ワンマンライブがスタートしますね。既に12月までの予定が発表されていますが、生誕祭やプロデュース公演、対バンゲストなど豪華なライブになりそうです。まずは、結城さんの生誕ソロライブとプロデュース公演からスタートするということですが、今の心境などいかがでしょうか？

結城　私が4月一発目なのでプレッシャーも感じていますが、逆に一発目なので、やりたいことが色々できるのかなという気持ちもあります。年明けからずっとセットリストも考えています。

一同　（驚いた様子で）えー！？

結城　もう楽しみ過ぎて（笑）。自分のやりたいこととファンの皆さんに喜んでもらえることを考えながら、ギリギリまで悩みたいと思います。12月まで全部違う公演になるので、絶対に飽きさせません。全公演来てほしいなと思っています。

――対バンも発表されましたが、どのグループも楽しみですね。

芹澤　スタプラ（同じ事務所）から3組とfishbowlさんをゲストにお迎えします。どのグループもそれぞれ違った魅力があって、ライブが熱かったり強かったりするグループなので、対バンはすべて昼公演なんですけど、夜公演のことは考えないで（笑）、すべて出し切るつもりでゲストの皆さんに負けないようなライブを届けたいです。もちろん夜公演も頑張ります！

――そして、今年8月にはグループ結成10周年を迎えます。最後はオリジナルメンバーの茜さんと村星さんから、10周年に向けた思いを聞かせてください。

茜　ukkaって楽曲がいいよね！と言っていただくことが多いんですけど、果たして、私達が歌っているからいいと言ってもらえているのかな？と思うこともあります。10周年を迎える今年は楽曲の魅力を最大限に引き出して、ukkaが歌っているから、ukkaがパフォーマンスしているからいい楽曲なんだと思ってもらえるようなグループになりたいです。

村星　1月の豊洲PITのライブでもお話させていただきましたが、今年は新たなスタートだなと思っていて、メンバー個々とグループの魅力をさらに発信できる1年にしたいと思っています。ukkaのコンセプトは「響く、青春小節。」なんですけど、今回のシングルでは大人っぽい表情を見せたり、前回は可愛い表情を見せていたりもしていますが、ライブはセットした髪やメイクが全部崩れてもいいんだというくらいの思いでやっています。今の7人の強みは1人1人が常に静かな闘志を燃やしていて、ライブになるとそれが前面に出てくるところだと感じているので、これからもファンの方や初めて見てくださる方に、歌とダンスを通じて私達の熱い思いが届けられるようなライブを続けていきたいと思います。

PHOTOGRAPHER：TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA