フィロのスらしい多幸感溢れる新曲「ラブ・ミー・モア」
――ここからはニューシングルのお話を聞いていきたいのですが、ジャケットの真っ赤な衣装、とてもインパクトがありますね。1人1人色味やデザインが違うので、まずは、お気に入りのポイントなどを教えてください。
佐藤 私は初めてのジャケット衣装で、かっこよく仕上げていただきました。今までは可愛い感じの衣装を自分で選ぶことが多かったんですけど、今回はかっこいい衣装を用意していただいたので、新たな気持ちで10周年を迎えられたなと思っています。ファンの方からも好評で嬉しいです。
日向 私はふわっとした衣装で、差し色のピンクが“おっしゃれ~”に決まっているなと思っています。
木葭 私の衣装は、ピスチェがミラーボールみたいにキラキラ反射するので、ステージ上で物理的にも輝けるのかなと思っていて、そこがお気に入りのポイントです。
奥津 今回の私の衣装は特にゴージャスです。ファンの方からは、胸も足も出ている衣装をアイドルである奥津マリリに着せてくれてありがとう!という声もありました(笑)。今のアイドル界で一番攻めた衣装なのでは?と思うぐらいに攻め切った衣装を着られてとても嬉しいです。
――それぞれの衣装のポイントありがとうございました。では、ここから1曲ずつ掘り下げていきたいと思います。まずは、1曲目「ラブ・ミー・モア」について。皆さんが思う曲の聴きどころやポイントなど教えてください。日向さんからお願いします。
日向 (おもむろにスマホを取り出し、棒読み気味に読み上げながら)「ラブ・ミー・モア」はフィロソフィーのダンスらしいハッピーででっかい愛の歌です。トリプルアニバーサリーイヤーにぴったりな多幸感のある曲になりました。私達と一緒に歌って踊って幸せになってもらえたら嬉しいです。それでは、ちょっと一緒に踊ってみましょうか?
一同 (笑)。
日向 (♪しばらくサビを歌ってから…)皆さん、たくさんの応援をよろしくお願いします。以上、「ラブ・ミー・モア」の説明でございました。
――今回もライター泣かせなトリッキーな動きをしますね(笑)。では、気を取り直して、奥津さんからもお願いします。
奥津 <愛はIを救うの>とか<幸せを諦めない 絶対に>という歌詞が特に私達らしくて大好きです。ダンスも含めて本当に楽しい曲なので、楽し過ぎて幸せ過ぎて泣けちゃうぐらいの曲になったらいいなと思っています。これからファンのみんなと一緒に育てていきたい1曲です。
――歌詞のお話も出ましたが、木葭さんのお気に入りの歌詞があれば教えてください。
木葭 やっぱり、何度も登場する<Love me more!>という言葉がとてもキャッチーなので、色々な人に口に出して言ってほしいです。口にすることで、みんなを元気にするような魔法の言葉になったらいいなと思っています。
――では、ライブでの注目ポイントはいかがでしょうか?
佐藤 ファンの皆さんと一緒に歌いたいパートがたくさんあります。<Love me more!>というキーワードが何度も出てきますし、この曲はファンの皆さんの声が加わることで完成する曲だと思っています。恥ずかしがらずに一緒に歌ってほしいですし、フェスや対バンで私達のことを知らない人達も思わず口ずさみたくなるような曲だと思うので、みんなで<Love me more!>と大きな声で叫んで、愛に溢れる空間にしたいなと今からワクワクしています。
――ありがとうございます。ここからは、ダイジェスト的になりますが、全曲お聞きしたいので、2曲目の「愛とか恋とか」について。先ほどカンペを読み上げていたので怖いのですが…、日向さんからお願いします。
一同 (笑)。
日向 私達がインディーズ時代に歌っていた古き良きファンクといった感じなので、原点回帰したような曲だと思っています。作詞・作曲・アレンジのKinamiUmiさんには、メジャーになってからたくさん曲を書いていただいたんですけど、その中でも特に好きな1曲になりました。あとは、すごく歌いたいパートがあって、レコーディングの時に「ここは私が歌いたいです!」とスタッフさんにお願いしたら歌わせてもらえたので、そこがお気に入りです。
――ちなみに、どの部分ですか?
日向 Bメロをどちらも歌っているんですけど、2番のBメロの<あーでもこーでもないって ただの思い出になるべき恋じゃない>という後ろでベースがブリンブリン鳴っていて、歌っていて気持ちいいところだったので、そこが歌えて嬉しかったです。(カンペ読まなくても)ちゃんと説明出来るんですよ(笑)。
一同 (笑)。
奥津 この曲はメロディも気持ちいいんですけど、私が一番好きなのは<Soon>っていう合いの手みたいなところですね。きっと、Kinamiさんはこういうところまでこだわって作ってくださっていると思います。小気味良いポイントや小さなこだわりが曲の随所にあるので、そういったポイントを探しながら聴いてもらいたいなと。メンバーの色々な<Soon>という合いの手が入っているので、まずは<Soon>だけでもいいから聴いてほしいです(笑)。