音楽に関心を持ったのは5歳「ベースのアンプのそば」に座っていた原体験
――メジャーデビュー以降、日本各地に足を運ぶことも多くなったと思います。忙しい中で、地元の沖縄に戻ってホッとする瞬間は?
Neil 自分の楽器にふれるときですね。東京をはじめ、イベント出演なども増えてきたんですけど、楽器を持っていくと荷物になってしまうので、あんまり持っていく機会がないんです。だから、家に帰ってからはまず楽器を弾くか、お風呂に入るかのどっちかですね。
――自分の楽器とのふれあいも息抜きに。そんなアーティスト活動では、2023年4月に再始動した沖縄アクターズスクールで第1期生オーディションに合格したのも転機だったと思います。当時は「自分の曲を届けたくて入った」と、過去のインタビューで語っていました。
Neil とにかく、自分のオリジナルソングを出したい気持ちが強かったんです。ミニアルバム『HAPPY BOX』に収録の「君と」を作っていた時期でもあって、「デビューできるかどうか分からなくても、チャレンジしてみたい」と思っていました。
――音楽への興味ではミュージシャン、カメラマンとして活躍する両親の影響もあったそうですね。
Neil 両親がミュージシャンでなかったら音楽に出会っていなかったと思うし、感謝しています。興味を持ちはじめたのは5歳の頃で、ベースのアンプのそばにずっと座っていて、最初は「うるさいな」と思っていたんですけど、だんだん重低音が心地よくなってきて、ベースの音だと両親に教わったのをきっかけに、習いはじめました。
――最初に手にした楽器は、ベースだったんですね。
Neil そうなんです。サンタクロースにベースをおねだりして(笑)。6歳までは独学でしたけど、家ではアンプを通して弾けないし「もっと大きな音で弾きたい」と思い、ベース教室に通わせてもらって、7歳の頃には兄と一緒にジャズオーケストラに入りました。でも、引っ越しでジャズオーケストラは辞めることになってしまったんですけど、新たな出会いもあって。当時、Bruno Marsのライブ映像を見ながらマネして踊っていて、それを見たお母さんが知り合いに紹介してもらったダンススクールへの入学をすすめてくれたんです。基礎的なステップから覚えて、周囲には「自分もこうなりたい」と憧れる先輩たちがたくさんいたし、小学5年生までがんばって続けていました。
――ヴォーカルは、習っていたんですか?
Neil きっかけは、ダンススクールの「ヴォーカルクラス」でしたね。沖縄アクターズスクール出身だった代表の方がやっていたスクールで、歌やダンスを総合的に学べる環境だったんです。そこで「沖縄アクターズスクール大復活祭」のオープニングアクトとして出演する機会があり、今の沖縄アクターズスクールを主宰する牧野アンナ先生のスペシャルレッスンを受けたらすごくおもしろくて、その後、オーディションを受けて沖縄アクターズスクールに入って、メジャーデビューまではあっという間でした。