アニメの世界観が織り交ざった2025年初となるシングル『FACSTORY』

――シングル『FACSTORY(ファクストリー)』ですが、タイトルの意味を教えてください。

気まぐれプリンス(以降、プリンス) ファクトリーとストーリーをかけている造語になります。

――どんな印象の楽曲なのでしょうか?

ノックソ アニメ『勘違いの工房主』のオープニングテーマを担当させていただくにあたり、作曲作詞をしてくださった阿久津健太郎さんとも相談して、アニメの世界観と自分たちのアイドルグループとしての活動が掛け合わさった楽曲になっています。

――阿久津さんは過去にも楽曲を提供されていますが、どのようにイメージを共有されたのでしょうか?

とみたけ 今回、阿久津さんにお願いしたのは、自分たちからの恩返しということもあります。すごく有名な作品のアニメなので、ぜひ阿久津さんにお願いしたかったですし、歌詞に関しては、阿久津さんから見える自分たちを書いてくださっていて。自分たちのことをこんなに思ってくれていたんだって実感する内容で。MeseMoa.がやっていることってすごいことなんだよっていうのを、阿久津さんが歌の中に込めてくれています。

――恩返しみたいな感じだったんですね。

とみたけ 自分たちを1番近くで今見てくれている存在で、これまでも自分たちのテーマに合った曲を書いてくれています。日頃の感謝も込めて、一緒にドカンと有名な曲になりたいなと思います。

――皆さんへの思いが込められている曲でもあるっていうことなんですね。

野崎弁当(以下、野崎) 曲を作ってくれるだけじゃなくて、すごい仲良くしていただいて。そういうところも恩返ししたいなっていう気持ちにつながっていたと思います。

――YouTubeにはMVがアップされていますが、トレジャーハンティング、冒険者みたいなイメージですね。

とみたけ MVもアニメの作品に合わせて作られていて。主人公のクルトくんが、すごい力を秘めているのに無自覚で、周りがあなたはすごいんだよって言っても信じられない、みたいなとことがテーマです。MVの中では、それぞれみんなすごいスキルが使えます。

プリンス スキルを使うのに「何がすごいんだろう?」という無自覚さが出ていて、それぞれがクルトくんみたいな気持ちで演じさせてもらいました。