楽曲の幅広さと演出を加えたパフォーマンスがSoalaのライブの魅力 | Soala 「新曲『Message Bluem』は本当に過去イチの楽曲ができたと思えるくらい満足できる曲に」INTERVIEW

楽曲の幅広さと演出を加えたパフォーマンスがSoalaのライブの魅力

――7月には、東京・渋谷のSpotify O-EASTでワンマンライブが開催されます。ライブ会場のキャパがどんどん大きくなっていますが、今の心境を聞かせてください。

Soala　前回の東名阪ツアーの時、東京は比較的コンパクトな会場でやらせていただいたんですけど、今回は1000人キャパの会場なので、挑戦するような新しい気持ちで臨みたいと思っています。東京でこの大きさの会場で歌わせていただけることは本当に嬉しいんですけど、今はワクワクよりも不安やプレッシャーの方が大きかったりもしています。ツアーの時は、そんなプレッシャーに押しつぶされそうな気持ちになってしまったので、今回はそれを乗り越えて、何よりも私が一番楽しんで、皆さんにもワクワクを届けられるようなステージにしたいなと思っています。

――力強い言葉をありがとうございます。ますます楽しみになってきますが、今回のワンマンはどんなライブにしたいですか？

Soala　毎回コンセプトを決めてタイトルを付けているんですけど、今回は『To my 17』というタイトルにしました。このタイトルは東京だからこそ付けられたタイトルです。Soalaとしての活動を始めた東京。辛いことも含めて色々な経験をさせていただいた東京という地でのワンマンライブをどう乗り越えていくのか、注目してほしいですし、応援頂けたら嬉しいです。今まで作り上げてきた私にしか歌えない音楽をセットリストに組み立ててお届けします。ライブの瞬間だけは、「Message Bluem」にもある通り、君の代わりなんていないんだよと思ってもらえるような、そして、嫌なことも忘れて楽しんでいただけるような空間にすることをお約束します。

――これから初めてSoalaさんのライブを観る方もいると思いますので、Soalaさんご自身が考えるSoalaのライブの魅力や強み、どんなところにあると思いますか？

Soala　私自身が強みだと思っている部分はパフォーマンスや演出に拘っているところです。同じライブにはしたくないと強く思っているので、毎回コンセプトを決めて臨んでいます。やっぱり、楽曲が増えていけばいくほどセットリストの幅は広がるとは思うんですけど、その中でももちろん同じ曲を歌ったりはするわけなので、同じ曲だとしても、この日のパフォーマンスが特に良かった、心に響いたということが皆さんの中にあるといいなと思っています。私の楽曲はジャンルに縛られていないので、可愛い楽曲もあれば、失恋の曲もあれば、かっこいい曲やメッセージ性が強い楽曲などもあります。チームのみんなでたくさん話し合いながら、それらの楽曲の中からセトリを組んでいって、さらに、その会場その場所だからこそできる演出を加えていくので、演出も含めたパフォーマンスとして楽しんでもらえるのが私のライブの魅力なんじゃないかなと思っています。

――ありがとうございます。ここで、少し曲作りのお話も聞かせてください。1回目のインタビューの時に、お家でYogiboに寄りかかってリラックスしている時に曲が浮かぶことがあるとおっしゃっていましたが、最近でもそういう傾向はありますか？

Soala　実は、あまりリラックスしながら曲を作るということがなくなってしまって…。最近は本当にスタジオに籠って作り込むことの方が増えてきました。

――なるほど。よりストイックになったとも受け取れますが、オンとオフの切り替えは得意な方なのですか？

Soala　最近は、オフの移動中にもファンクラブ用の動画制作をしたり、ちょっと時間が空くとできることを探してやったりするタイプなので、なかなか切り替えが難しい方なのかもしれません。でも、最近はアニメのED主題歌を歌わせていただいたこともあって、オフの時にアニメやドラマを見たりして、インプットする時間も増やすように心がけています。

――ありがとうございます。新たな挑戦となる7月9日のSpotify O-EASTのライブの先には、どのような展開が待っているのでしょうか？

Soala　実はまだ発表できないのですが、年内のスケジュールが色々と決まってきています。私は本当に夏が苦手なんですけど、そんな夏も楽しみになるようなワクワクする出来事も控えているので、待っていてください。早く発表したいという思いもあるのですが、まずは、ひとつひとつ目の前のことを大事にして、ファンの皆さんのことを大事にして、自分の音楽をさらに多くの人達に聴いていただけるよう日々努力を欠かさずに頑張っていきたいと思います。そして、「Message Bluem」を皆さんの前で歌うことが本当に楽しみです。7月9日のライブで聴けるのかな？どうなのかな？といった感じで、楽しみにしていてください。皆さん是非、Spotify O-EASTでお会いしましょう。

PHOTOGRAPHER：HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA