武道館公演は「愛に溢れた空間だった」

――「BOOM BASH」についてはいかがですか?

TETTA メロディーはもちろんですが、振りが特に大好きです。コレオグラフはMacotoさんが制作してくれたのですが、サビに不思議な動きをする箇所があって「BOOM BASH」のポイントになっています。表題曲「BLAST」に負けないくらいパワフルな楽曲で、メンバーそれぞれが吐息を吐く箇所もあって、ライブでも大きな歓声をいただきました。

EIKU 「BOOM BASH」はツアー「||:ONE N’ ONLY:||」のテーマソングということもあり、特にパワーをこめてパフォーマンスしています。自分の強みのハスキーボイスを活かしながら、強弱を意識したり、ちょっとがなってみたり、魅せ方を考えていました。

――「Bittersweet」はまたテイストがガラリと変わる楽曲ですよね。

REI 僕が出演しているドラマ「子宮恋愛」の主題歌なのですが、ドラマの世界観に寄り添って作ってくださった楽曲で、歌詞がすごく好きです。本能的な部分など、ドラマの背景を思い浮かべながら歌っています。他2曲に比べると大人っぽい楽曲で、良い意味でワンエンっぽく無いので、ライブの中で世界観を変えてくれる良いアクセントになっているなと思います。

HAYATO ゆったりしたメロディーで、みんなの歌声がじっくり聴ける楽曲だなと思います。武道館公演でもアンコール一発目に歌っていて、それまでの雰囲気がガラリと変わる感じがすごく良かったです。

NAOYA  聴いているこちらまで焦れてしまう様な歌詞というか、こういう楽曲ってワンエンにあまり無いと思うので、SWAGのみんなもエモさを感じてくれているのではないかなと思います。ライブでも大人の雰囲気をしっかり感じられたので、これからも披露する度に少し空気が変わりそうだなと楽しみです。

――全国4会場10公演をまわるツアー「||:ONE N’ ONLY:||」のツアーファイナル、日本武道館2DAYSは大成功のうちに幕を閉じましたね。終わった瞬間はどんな感情だったのかをお聞き出来ますでしょうか。

TETTA  楽しみ、ワクワク、プレッシャー、責任感、色々な感情が入り混じりながらのライブだったので、終わった瞬間に一気に解放されて、憑いている霊がいなくなったみたいな感覚というか。無事に終わった瞬間、身体がふっと軽くなって、すごくご飯を美味しく食べられる様になりました。

EIKU 「もう終わっちゃったんだ」という気持ちでした。ずっとこの時間が続けばいいのにとも思いましたし、でも終わりがあるから楽しいし、武道館ライブがゴールでは無いので、これからまた新しいワンエンの道が始まるんだなと感じました。

NAOYA どのツアーも最高の時間ですが、今までのツアーとは違った達成感がありました。大小の差があるわけではなくて、でも何か一区切りついた様な特別な時間になりました。

REI ライブ前から気持ちの部分で揺れ動くことが多くて、良い意味で疲れたというか、たくさんのことを考えさせられたライブでした。武道館に立つまでのストーリーがいくつもあるので、これまでの想いがステージで全部出た感じです。

HAYATOここまで長い道のりだったので達成感がすごかったです。そして愛に溢れた空間だったと思っています。SWAGとの関係、メンバー同士、スタッフの皆さんとの関係、たくさんの愛をもらって、感動しましたし、終わった後にみんなで抱き合ったあの瞬間が最高に気持ち良かったです。