立ち居振る舞いや歩き方をイメージ通りにできるのはダンス経験があるから | NAOYA（MAZZEL） 「BMSGのアーティスト一人ひとりにリスペクトを持っている」 INTERVIEW

立ち居振る舞いや歩き方をイメージ通りにできるのはダンス経験があるから

――今年9月に、BMSGの後輩ボーイズグループ「STARGLOW」が誕生しました。

NAOYA　僕はBMSGのファンでもあるので、先輩後輩というよりは、お互いにアーティスト同士として一人ひとりにリスペクトを持っています。すごく楽しみなグループです。実はオーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」のデビューメンバー発表の時はスタジオまで観に行っていたんですが、全員が素晴らしすぎて、誰が選ばれても最強だなと思っていました。

――9月27・28日に開催した「BMSG FES’25」は、どんな思いで臨まれましたか。

NAOYA　BMSGには最強のアーティストが揃っているので、その勢いをどんどん大きくできるように意識しました。

――特に印象に残っていることは何でしょうか。

NAOYA　2日目なんですが、MAZZELが登場する前に、チャイムが鳴ったんです。普通だったら演出的にちょっと残念な感じになるところですが、そこを大きな笑いに変えて登場したのが、めちゃくちゃ面白くて、自由で最高だなと思いました。結果的にチャイムに感謝しました（笑）。

――アーティスト活動がお芝居に活きている部分はありますか。

NAOYA　どちらも見てくださる方のことを考えながらやっているお仕事なので、そこは共通していると思います。こういうインタビューも、どうやったら喜んでくれるかと考えていますし、演技でも普段と違う自分を見せたいと思っています。たとえばステージ上でかっこいい曲をパフォーマンスしている時の自分を想像して、「あのマインドで行こう！」と、お芝居をパフォーマンスに見立てることはよくやっています。

――ダンスもお芝居に役立っていますか。

NAOYA　立ち居振る舞いや歩き方をイメージ通りにできるのはダンス経験があるからだと思います。

――プライベートについてもお聞きしますが、最近ハマっていることはありますか。

NAOYA　コーヒーを飲むことにハマっています。『マゼダン -MAZE OF DANCE-』（日本テレビ）に東京ホテイソンさんがゲストで来られた時に、ちょうど湊の体づくりをしなきゃいけない時期だったので、「どうやってムキムキになれるんですか？」と聞いたら、「朝コーヒーを飲んで歩いたらいいよ」と教えてくれて、それを実践したのがきっかけです。

――体づくりは大変でしたか。

NAOYA　めちゃくちゃ大変でした。お仕事が遅くまであって、次の日の朝が早い時でも、絶対に筋トレをしていました。自室でもやりましたし、ジムにも行きましたし、食事制限もしました。

――どんな体型を目指していたのでしょうか。

NAOYA　線が綺麗で細くて美しいのはマストだったんですが、胸や腕が見えるシーンも多かったので、細くなりつつ腕も鍛えるというバランスが難しかったです。食事に関しても、筋肉をつけるには食べないといけないけど、痩せなきゃいけないというジレンマもあって大変でしたね。

――俳優としてチャレンジしたい役はありますか。

NAOYA　自分とは全く違うキャラクターを演じたいです。特に狂気じみた役をやってみたいですね。

――最後に改めて舞台化も決まっている『セラピーゲーム』の注目ポイントをお聞かせください。

NAOYA　誰しもが持っている隠したい過去や嫌だなと思っている部分も、愛によって乗り越えていける、愛によって正解にしていけるところに心を打たれます。キュンキュンな部分もたくさんありますが、湊と静真の成長も大きな見どころだと思います。どの方にも共感していただけると思いますし、「ありのままでいいんだよ」というメッセージを感じていただけたらうれしいです。

PHOTOGRAPHER：HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE： 時田ユースケ（ECLAT）,amane（ECLAT）