高校生の頃からの夢のステージZepp DiverCity(TOKYO)へ
――新曲「声の軌跡」で特にこだわった部分はどのようなところですか?
Soala 主人公の気持ちを書かせてもらった楽曲ではあるんですけど、一人称を「私」としているところでしょうか。ここを「僕」にしてしまうと、主人公の山吹有栖君に寄り過ぎてしまうかなと思い、謎の配信者のアポロ目線でも捉えられるような感じにしています。でも、歌詞自体は、有栖君の気持ちをすごくストレートに表現して、アポロに向けて手紙を書くようなイメージで書かせていただきました。Aメロでは気持ちを抑え込んでいて、サビで気持ちを思いっきり爆発させて相手を必死に探し続けるような迫力のあるメロディーにもこだわりました。

――原作の世界観に入り込んで、スラスラ書けたとのことでしたが、Aメロの頭からストーリーを意識して書いていった感じだったのですか?
Soala 普段はサビの歌詞から書くことが多いんですけど、この曲はAメロの「恋も夢もなんて妄想」という最初のフレーズが浮かんできて…。有栖君はアポロに恋をしていたのかな?でも、アポロにも夢があって、両立することは難しいのかな?と思ったら、この歌詞が浮かんできたんです。現実世界でも恋と夢を両立することはとても難しいことだなと思うので、アニメを見ている方だけではなく、アニメを知らない方やSoalaを知らない方にも、この曲を聴いた時に記憶に残るように…と思って、インパクトの強いこの歌詞を曲の頭に持ってきました。
――Soala節を感じつつも、新たな魅力が詰まった曲だなと感じましたが、他にもこだわった部分があれば教えてください。
Soala 私の強みは泣きボイスや表現力だと思っているので、皆さんによく言っていただけるサビの迫力は今回もすごく意識しました。自分の感情を最も吐き出せるようなメロディー感や落ちサビを取り入れて、最後のフレーズでは本当に泣きそうな声で歌っているので、自分の魅力を最大限に活かせる曲作り、皆さんが好きだと言ってくれるSoalaが詰まった楽曲作りを今回も心がけたつもりです。
――今回のように作品ありきで楽曲を作ることで、自分の新たな引き出しを開けることができたり、可能性が広がったりしたような感覚はありますか?
Soala (とても力強く)めちゃくちゃ感じています。私自身のことを曲にすることもありますが、作品や恋愛リアリティショーなどを見て主人公の気持ちになって曲を書くことが自分には向いているな、得意だなと感じていたので、今回のアニメに携わらせていただいたことで、改めて自分の魅力を引き出せたことを実感しましたし、楽曲を作る上でのヒントもたくさんいただけてたので、とても感謝しています。
――ありがとうございます。そして、3月にはZepp DiverCity(TOKYO)でのワンマンライブが控えています。STREAMでの過去のインタビューを読み返してみたところ、2024年9月の最初のインタビュー時に、既に近い未来の目標としてZepp DiverCity(TOKYO)を挙げていました。わずか1年半ほどで夢が叶うわけですが、今どのような心境ですか?
Soala 高校生の時からの夢だったので、近い将来にZepp DiverCity(TOKYO)は必ず通過点として立ちたい!という思いを口にしてきました。口に出すことが大事だなと思っていたので、ずっと言ってきて良かったなと思っています。でも、ステージに立つことが夢なのではなく、来てくださるファンの皆さんと一緒に感情を共有することが夢だと思っていますし、もちろん、それがゴールではないので、まずは大成功できるように今も日々ライブに向けた準備を頑張っているところです。

――Zepp DiverCity(TOKYO)でのワンマンライブ開催が決まった時の心境はいかがでしたか?
Soala やっと立てるんだな…と嬉しく思いました。恩師との約束の場所でもあるので、有言実行できることの喜びが大きかったですね。大阪でがむしゃらに路上ライブをしていた時には、目の前のことしか見えてなくて、今を乗り越えることに精一杯だったんですけど、Zepp DiverCity(TOKYO)が決まってからは、さらに先の未来のことも考えられるようになったので、今は、超えた先に何があるのか?自分はどう行動していったらいいのか?を深く考えている期間です。
――Zepp DiverCity(TOKYO)に向けた準備をしつつ、同時に、さらにその先も見据えているのですね?
Soala そうですね。もともと、自分は緊張しいというか、逃げ道を探したり言い訳を用意したりするような性格だったんですけど、今年はもうそんなことを言っていられないと思っていますし、昨年以上に駆け抜ける1年にしたいので、自分に自信を持って前向きな気持ちで年末まで突っ走っていけたらいいなと思っています。
