OGと共に活動したことで、悔しさや壁も感じた20周年イヤー
――昨年は20周年イヤーということで特別な1年だったと思いますが、振り返ってみていかがですか?
佐藤綺星(以下、佐藤) 本当に怒涛の1年でした。OGの皆さんと一緒に活動する機会が多かったのでお祭りみたいでとても楽しかったのですが、もちろん楽しいだけではなく学ぶことも多かったですし、自分達の課題もたくさん見つかった1年だったなと思っています。そんな20周年イヤーを経て、メンバーみんながギラギラした目をしているので、とても前向きで良い雰囲気で2026年に繋がったなと感じています。
伊藤百花(以下、伊藤) 今まで以上に先輩方と比較されることも多かったので、たくさん悔しい思いをした 1年でもありました。これまでは何が違うのか?なかなか答えが出なかったんですけど、実際に一緒にリハーサルをさせていただいたり、目の前で本番のパフォーマンスを見させていただいたりしたことで、自分に足りなかったことが分かってきた気がしています。その分かったことというのは、自分らしさや素をさらけ出すことだなと感じたので、今年はもっとメンバー1人ずつの素を出していって、クラスメイトみたいな親しみやすさのある感じでAKB48をもっと好きになっていただけるような1年にしたいです。
川村結衣(以下、川村) OGの皆さんとたくさんお会いしたことで、自分が昔大好きで見ていたAKB48の一員として、今活動させていただけていることに対する感謝と喜びを改めて感じた1年でした。OGの皆さんのパフォーマンスを間近で見て圧倒されてしまって、メンバー全員が悔しいという気持ちを持ったことで、同じ方向を向けたなと感じた1年だったので、今年はさらに全員で力を合わせてぶつかっていきたいなと思いました。
花田藍衣(以下、花田) 20周年イヤーは本当に初めて経験することだらけの1年だったので、今まで生きてきた中で一番、壁を感じる1年だったなと思っています。先輩方と比べて自分に足りないところをたくさん学んだので、個人的にはその足りないと感じた部分をどんどん伸びしろに変えていけるように頑張りたいですし、AKB48としてはみんなで力を合わせて壁をぶち破っていきたいなと思っています。

――「悔しい」とか「壁」といった言葉がとてもリアルだなと感じましたし、そんな1年を経て、皆さんがより前向きに突き進もうとしていることがよく伝わりました。そして、間もなく新曲「名残り桜」がリリースされるわけですが、このタイミングで、このメンバーで桜ソングを歌うというのはどんな思いでしょうか?
佐藤 私はまずタイトルをいただいた時に「来た!やった!」といった感じで受け止めました。いつもタイトルからどんな曲調かを予想するのが好きなので、AKB48には「桜の木になろう」や「桜の花びらたち」などしっとりした桜ソングが多いので、そういう曲かな?と思って聴いたんですけど、ピアノイントロから始まったので「わっ、AKB48来た!」と思って嬉しくなりましたね(笑)。「ポニーテールとシュシュ」のようにライブでピアノイントロが流れるとガッツポーズしてくれるファンの方も多いので、そういうAKB48らしい曲を彷彿させる曲だなと感じました。20周年イヤーを経た最初のシングルとして、15年ぶりの桜ソングをいただけたことが本当に嬉しかったですし、いい意味でプレッシャーに変えて、この曲を今のAKB48の代表曲にしていきたいなと思います。

――そして、そんな新曲のセンターを務めるのが伊藤さんです。センターに選ばれた時はどんな心境でしたか?
伊藤 昨年12月の日本武道館ライブの1か月前くらいにTikTok撮影があると言われて行ったところ、そこで次の新曲のセンターだと告げられました。もちろんセンターになりたいと口に出して目標として掲げてきましたけれど、最初に聞いた時は怖いなという気持ちの方が強かったです。でも、発表後は一緒に涙を流して喜んでくださるファンの方もいらっしゃって、自分らしく進んでいけばいいんだよという声もたくさんいただけたので、心が救われました。前向きで明るい部分が自分のいいところだなと思っているので、今では私らしく前向きに頑張ろうと思えるようになりました。
――センターを務める曲が桜ソングだと聞いた時の印象はいかがでしたか?
伊藤 いちファンとして聴いてきた今までのAKB48の桜ソングは全部名曲ですし、春のこの季節に毎年聴きたくなるので、「名残り桜」もそういう曲になったら嬉しいなと思いました。未来の話ですけど、後輩のみんなにも歌ってもらえるような曲になったり、出会いと別れの桜の季節にふと聴きたくなったりするような歌い継がれる曲になったらいいなと思っています。
