aillyとしてライブツアーの先に思い描いている夢とは?
――4曲目の「ダイナミクス」は高橋優さんとの共作ですが、この曲はどのようなきっかけから生まれたのですか?
ailly たまたま私が好きなご飯屋さんで会って、ご挨拶させていただいたことが最初のきっかけです。中学校で不登校だった頃、優さんの曲にいつも支えられていたので、思い切って声をかけさせていただきました。その後ラジオ局でお会いしたり、番組にゲスト出演していただいたり、ラジオを通じて交流させていただきながら、ソロプロジェクトがスタートする時には一番相談に乗っていただきました。以前からずっと「いつかアンジーがソロで動き出した時には一緒に曲を作ろう」と言ってくださっていたので、今回改めてお願いしたところ、一緒に作ってくださったのが「ダイナミクス」です。優さんと私の会話が歌詞の中にも入っていますし、自分では紡げなかった言葉を汲み取って歌詞にしてくださったので、少し悔しさもありましたけれど、私にとって本当にお守りのような1曲になりました。

――悔しさを感じたというのもまたリアルですね。後半の「書き順は、デタラメさ 描けたらいい それがいいの。」という歌詞がとても響きました。
ailly ありがとうございます。歌詞は優さんとの共作なんですけど、そこは私が書かせていただきました。
――続いて5曲目がaillyのデビューシングル「Radiory」。これはもうアンジーさんにしか書けない歌詞、歌えない曲だなと感じました。
ailly 昨年4月から担当するラジオ番組がすべて生放送に切り替わり、リスナーさんの声をダイレクトに聞く機会やリアルタイムでリアクションをいただく機会が増えたことで、よりラジオが持つ不思議な引力みたいなものに引っ張られながら音楽活動をするようになっていきました。違う人間同士が同じ時間に集まって、同じ人の話を聴いて笑ったり泣いたりするというのは、音楽やライブハウスと一緒だなと思ったんです。そして、すべて生放送になったことで、自分が生きた証を日々刻んでいるなと感じるようにもなったので、日記=ダイアリーとかけ合わせて、「Radiory」というタイトルを付けました。あなたの人生のすべてに触れることはできないけれど、私は毎日必ずここで待っているし、あなたと話がしたいし、あなたの声も聞きたいという願いを込めて書きました。aillyとして何を綴るべきか、何を表現すべきかという道しるべになった楽曲なので、とても大切な1曲です。

――そして、「つぎはぎ」という曲でEPを締め括っていますが、この曲については誕生の経緯から教えてください。
ailly この曲はプロアマ問わずに行ったコンペで誕生した楽曲です。私の歌詞に曲をつけてくれる方を募集して、選ばれたのが大学生の小野凪くんでした。この曲だけはいわゆる“詞先”だったんですけど、凪くんの素敵なメロディーを聴いた時に引っ張られる部分もあったので、曲を聴きながら歌詞を書き替えています。もともと「卒業」をテーマに書いた曲なんですけど、学生の卒業だけではなく、人との出会いや別れ、環境の変化も卒業だと思っていて…。私も父が亡くなった時に、ある種卒業ではないけれど、(卒業というものは)日常と常に隣り合わせにあるものなんだなと感じました。いつかまた会えますように…といった願いの曲というか、トータル19分くらいのEPを聴いたあと、またaillyの音楽にも出会ってほしいし、聴いた人達それぞれが歩んだ先で何か報われるものがあるといいなという思いを込めています。「Radiory」や「ダイナミクス」といった楽曲それぞれのパッチがあって、全部を繋ぎ合わせると「つぎはぎ」のひとつの布になるようなイメージで、この曲をEPの最後の曲にしました。
――リリース後には、aillyとしてのライブツアーが控えていますが、今はどんな思いですか?
ailly 本当に楽しみですね。バンドでも緊張感がある中で、何100本とステージに立たせてもらっていますけど、またちょっと違った緊張感があります。ガチャピンで表現する時はメンバー6人それぞれのカラーがあって、私以外の 5人とスタッフチームが作ってくれたアンジーを憑依させる気持ちでステージに立ってきましたけれど、aillyとしてステージに立つということは、ありのままの私でステージに立つことだと思っています。今までとは違った景色が見えるでしょうし、歌詞も全部自分で書いているので、お客さんの反応をよりシビアに捉えるツアーになるだろうなと思っています。正解がないというか、aillyとしての絶対成功確率を叩き出していないので手探りではありますが、リハーサルをしていて、一緒に奏でてくれるメンバー達もこれは本気で伝わるぞという手応えを感じてくれているので、不安はないなという感じです。
――ありがとうございます。では、最後の質問です。ツアーを経たところで、また新たな思いが芽生えるかもしれませんが、現時点で思い描いているaillyとしての夢や目標を聞かせてください。
ailly aillyとしては音楽人生 1年目ですけど、ガチャピンとして歩んできた7年を経て新しくなった自分で、ひたむきにアーティスト活動1年目を歩ませていただきたいと思っています。今24歳なんですけど、20代のうちに日本武道館のステージに立ちたいと思っていますし、Zeppツアーを回りたいという気持ちも強く持っています。何もないまっさらな状態で走り出したばかりなので、ひとつひとつの景色を大切にしながら、これからの自分の活動に繋げていきたいと思っています。
Information
<RELEASE>
ailly 1st EP『ailly』
2026年2月18日Release
初回限定盤〈EP+特典CD〉
CRCP-40713
¥4,400(税抜価格 ¥4,000)
通常盤(CD)
CRCP-40714
定価:¥2,200(税抜価格 ¥2,000)
【収録内容】
DISC1(初回限定盤/通常盤共通)
M1. 噺々-2026ver-
M2. EXP (yonige・牛丸ありさ提供曲)
M3. ガールズトーク (yonige・牛丸ありさ提供曲)
M4. ダイナミクス (高橋優提供曲)
M5. Radiory
M6. つぎはぎ
DISC2(初回限定盤のみ)
・TBSラジオ『Angie Radio!!~夢は口に出せば叶う!~』特別編「ailly Radio!!」
・動物園「蝶花楼桃花×アンジェリーナ1/3 二人会」2025.03.09 at 文化放送12階メディアプラスホール
<EVENT>
ailly NEW EP「ailly」発売記念リリースイベント
【開催日時】2026年3月7日(土) 15:00
【会場】タワーレコード渋谷店5Fイベントスペース
【内容】ミニライブ&サイン会
参加方法やその他詳細はこちら
【開催日時】2026年3月15日(日) 14:00
【会場】ヨドバシカメラ マルチメディア梅田1F阪急側イベントスペース
【内容】ミニライブ&サイン会
参加方法やその他詳細はこちら
<LIVE>
『Hello ailly!! 1st Tour 2026』
2026年3月6日(Fri) 東京 下北沢Shangri-La
OPEN 18:30 / START 19:00
ゲスト:Conton Candy
料金:オールスタンディング ¥4000(税込、ドリンク代別) 学割¥2000(要学生証)
※6歳以下入場無料、保護者同伴必須
2026年3月13日(Fri) 大阪 梅田BANGBOO
OPEN 18:30 / START 19:00
ゲスト:yonige
料金:オールスタンディング ¥4000(税込、ドリンク代別) 学割¥2000(要学生証)
※6歳以下入場無料、保護者同伴必須
2026年3月14日(Sat) 広島 SIX ONE Live STAR
OPEN 17:30 / START 18:00
ゲスト:横山雄二
料金:オールスタンディング ¥4000(税込、ドリンク代別) 学割¥2000(要学生証)
※6歳以下入場無料、保護者同伴必須
2026年4月4日(Sat) 名古屋 CLUB UPSET
OPEN 17:30 / START 18:00
ゲスト:Coming Soon…
料金:オールスタンディング ¥4000(税込、ドリンク代別) 学割¥2000(要学生証)
※6歳以下入場無料、保護者同伴必須
[問] LAND:info@land-f.jp
ailly
Gacharic Spinのアンジェリーナ1/3のソロプロジェクトailly(アイリー)。プロジェクト名は本名の「愛理」に由来。2019年、Gacharic Spinにマイクパフォーマーとして加入。全国ツアーや国内外のフェスに出演するなど積極的に音楽活動を続けながら、2022年4月に講談師・神田伯山のTBSラジオ『問わず語りの神田伯山』の代役パーソナリティーを担当。その代役回が話題となり、ラジオ界にも活動の幅を広げ、現在はTBSラジオ『Angie Radio!!~夢は口に出せば叶う!』、TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』にレギュラー出演し、「令和のラジオスター」と呼ばれるほどメディアから注目を集めている。2025年9月17日に配信シングル「Radiory」でソロプロジェクトaillyの活動をスタート。2026年2月18日に1st EP『ailly』をリリースする。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:ATSUSHI OINUMA
