AKB48を観ることが日々のモチベーションになっていた
――安田さんが新規アイドルユニット2組をプロデュースする「kawaii land プロジェクト」に参加した経緯を教えてください。
安田 AKB48に入る前からアイドルが好きでしたし、自分もアイドルとして活動して、その経験を活かして教えられることもあるんじゃないかなと思っていたんです。そんな時に今回のお話をいただいて、チャレンジしようと参加を決めました。
――どんなアイドルユニットを目指しているのでしょうか。
安田 私は小さい頃からチアリーディングをやったり、AKB48の活動をしながらダンスの専門学校に通ったり、パフォーマンスをするのが大好きです。なので歌・ダンスが好きな子を集めたいですし、パフォーマンス重視の「本格派ボーカル&ダンス・ガールズグループ」結成を目指しています。
――安田さん自身、AKB48第16期生オーディションに合格した時は、どこが評価されたと自己分析しますか?
安田 ずっとダンスをやっていたので、歌唱審査の時に歌うだけではなく、歌いながら踊ったほうが自分を見せられるかなって思ったんです。チーム8さんの「47の素敵な街」を歌って踊ったんですが、事前に映像を観てダンスを覚えました。
――そもそもダンスを始めたきっかけは?
安田 年長の時に友達がチアリーディングをやっていて、見学に行った時に面白そうだなと思って始めたんですよ。全国大会常連のスクールで、私が在籍している時に全国優勝もしていて、それだけ練習は大変でした。チアリーディングは小6まで7年間続けました。
――人前に出るのは得意だったんですか?
安田 むしろ得意ではなかったです。人前で喋るのが本当に苦手で……。小学校の授業って人前で発表する機会が多いじゃないですか。それを、なるべくやりたくなくて、避けてきたみたいな感じでした(笑)。なぜかクラスで班長をやったこともあるんですけど、人前で話すのは苦手なままでした。ただ人前でダンスをするのは昔から大好きだったんです。中学生になるとヒップホップを始めて、AKB48に入るまで2年間ほどやっていました。
――どうしてヒップホップを始めたんですか?
安田 それも家の近くに住んでいた友達のお姉さんがやっていて、見学に行ったのをきっかけに始めたんです。
――アイドルが好きになったのはいつ頃ですか?
安田 小3の頃からAKB48が大好きで、それしか興味がないっていうくらい、音楽はAKB48グループの曲しか聴かないし、ネットなどで検索するのもAKB48グループのことばかりでした。
――推しのメンバーは誰だったんですか?
安田 前田敦子さんと大島優子さんです。AKB48劇場には行ったことがなかったんですけど、握手会は行ってましたし、さいたまスーパーアリーナや東京ドームで開催したコンサートも観に行ってました。
――AKB48のどこに惹かれたんですか。
安田 毎日のようにバラエティに出ていましたし、MVを観ても、みんなかわいいしキラキラしていて。それで元気をもらったというか、日々のモチベーションになっていたんですよね。