チームＫの先輩・田野優花さんには、いろんなことを教えてもらった | 安田叶 「誰かに言われてやるよりも、自分で好きなことを追求したほうが楽しめる」 INTERVIEW

チームＫの先輩・田野優花さんには、いろんなことを教えてもらった

――2017年12月8日に正規メンバーに昇格して、チームK所属になります。

安田　ありがたかったですね。しかも、ずっとチームKに入りたかったんです。

――どうしてチームＫに入りたかったんですか？

安田　もともと2期生さんが好きで、チームKのイメージが強かったからですね。楽曲も好きですし、ダンスの難易度も高いところに惹かれました。ファンの方からも、「叶ちゃんはチームKが合うよね」と言われることがあって、昇格した時はすごくうれしかったです。

――昇格して、先輩とはすぐに馴染むことができましたか。

安田　先輩方は何か分からないことがあると分かりやすく教えてくれるし、間違えたらすぐに指摘してくれるので、本当にありがたかったです。レッスンは先輩が中心になって引っ張ってくださるので、すぐに馴染むことができました。

――よく教えてもらう先輩はいたんですか？

安田　チームKの先輩ですと、もともと私が憧れていた田野優花さんには、研究生の頃からお世話になっていて、いろんなことを教わりました。田野さんは公演のアンダーに私を選んでくれたんですけど、ギリギリまで練習にも付き合ってくださいました。田野さんは歌もダンスもMCも全部できるので、尊敬する先輩です。

――昇格した当時は、どんなことを意識して活動していましたか？

安田　先輩と公演に出るようになると、どうしてもキャリアの違いが出てしまいますが、下手なりに大きく踊るとか、ポジションが後ろでも目立つようにするとか、自分なりに頑張っていました。ダンスって上手く踊るのだけが正解ではなく、個性のある踊り方だったり、見せ方が大事なので、いろいろ研究してました。AKB48を卒業した今も、どうやったら自分らしさを見せられるんだろうと考えながら、上手い方のダンス動画を観て研究しています。

――2022年3月25日にAKB48を卒業して、現在はソロで活動していますが、進路を考える上で大切なことは何でしょうか。

安田　自分がやりたい道に進むって難しいことですけど、好きなことだったらそれだけ頑張れると思うんですね。やりたくないことや、誰かに「こうして」って言われることよりも、自分で好きなことを追求したほうが楽しめるんじゃないかなって。私自身、日々挑戦していくことをモットーにしていて。もちろん苦手なこともたくさんありますが、挑戦することで得られることもたくさんあります。

――今後、アイドルユニットのプロデュースに加えて、新しく挑戦したいことはありますか？

安田　やっぱりダンスが大好きなので、ブレイクダンスに挑戦してみたくて。2024年にはオリンピックの競技にもなるので絶対に盛り上がりますし、ブレイクダンスって男性のイメージが強いので、女性でできたらかっこいいのかなと思っています。

PHOTOGRAPHER：HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI