コール&レスポンスも巻き起こり会場は一体に

雅功が「天つ風は高校1年生の時に作ったって言ったんですけど、曲自体は中学2年生くらいから作っていて。作曲し始めたばかりでそんなにすぐにいい曲なんてできるわけもなく、勉強の日々だったんですけど、でもマネージャーさんも積極的にやってみようっていってくれてすごくありがたかったなと思います。」と当時のエピソードを話した。続けて「彪我は宇宙人なんですけど、宇宙から見た地球の風景の美しさというか、地球ってこんなに美しい星なんだっていう地球人ではかけない曲。」と次の楽曲を紹介。「夕空小道」が始まるとノスタルジックなコーラスとともに、会場は夕焼け色に染まった。

中学生の時に47都道府県を回想した後、「夏が終わる曲をやっちゃったので、春の曲を歌って季節を取り戻したいと思います。」と伝え「かぜだより」「かぜいろのめろでぃー」を弾き語りで披露。「さくらしめじ 桜TOUR<早春>」を彷彿とさせるパフォーマンス。バンドメンバー再登場し、「ストーリーズ」を奏でると、会場が桜色に染まりさくらしめじの二人にも笑顔が溢れた。続く「ひだりむね」が始まると、クラップやジャンプで会場が一体となり、観客からのレスポンスに呼応するように力強い歌声を届けた。

雅功から「六本木、調子はどうだい?ここらで声を出してみませんか?」と観客にコール&レスポンスを提案。メンバーからのコミカルなコールに観客は笑顔でレスポンスすると、そのままの勢いで「1・2・3」が開始。曲中でもメンバーと観客がリズミカルにコール&レスポンスを楽しんだ。

バンド紹介ではバンドメンバーに感謝を伝えると、雅功が会場を煽る。湧き上がる会場に向け「わがままでいたい」をバンドメンバーとともにぶつけた。力強いロックナンバーで観客を圧倒し、そのままの勢いで「でぃすとーしょん」へ。軽快なギターリフとともに会場の熱狂は最高潮に。熱気の包まれた中、「同じ雲の下」「なるため」を歌い上げると、爽やかな空気と一体感に包まれた。