100億円の事業1個ではなく、1億円の事業を100個作る

――稲留さんから見て、AmaductioNの現在のフェーズは?

稲留 いまだ創業フェーズだと捉えています。たくさんの新規事業をつくったり、事業を託せるメンバーの輪を広げていき、まだまだ事業を拡大していきたいと思っています。一般的なベンチャー企業との違いとして、バイアウトや上場だけを目指していないことがあります。今回対談している鶴見さんのような方にも協力していただきながら、唯一無二のビジネスを築き、育てていきたいと思っています。

鶴見 7〜8年前に初めてお会いしてからずっとビジネスを見ていますが、コロナ禍前までにイベント、マーケティングソリューション、飲食店コンサルティングの3本柱で、事業の土台を作れたように思います。ポストコロナではエンタメ×店舗の新規事業を手がけるなど、新たな広がりも見せていて、拡大フェーズへさしかかってきたのではないかと思います。歩いて進んできた状態から、走り始めたのが今で、一緒に走ってくれる新たなメンバーの方と共に、成長できればいいですよね。

株式会社ひろろ 代表取締役 鶴見至善

――株式会社AmaductioNが、成長を遂げているのはなぜでしょうか。

稲留 まずは競合のいない市場に着目し、独自性のある事業を展開することを重視しています。加えて、本質的に人が求めている感情や欲求といった部分を見極めることで、流行に左右されづらい事業へと成長させられると思います。そこに働くメンバーの感情や想いが乗って事業を育てていくことで、唯一性の高い事業が実現し、会社が成長するのだと思います。

――事業パートナーの鶴見さんから見た、AmaductioNの強みとは何でしょうか。

鶴見 稲留さんはよく「100億円の事業を作るのではなく、1億円の事業を100個作りたい」とおっしゃっています。規模が大きくなくてもニーズの確実にある市場で事業を複数展開するスタイルだから、これからジョインされるメンバーの方も、リーダーとして事業をプロデュースできるチャンスがある。企業にもよりますが、数十億、百億円のマーケットサイズでなければ承認されない場合もあります。少数精鋭で回せる事業を複数作るのは他のベンチャー企業であまりみられない試みですし、面白いキャリアを築けるのではないかと思います。

――鶴見さんが評価されている、AmaductioNの事業はありますか。

鶴見 すべてです。イベントやマーケティングソリューション、飲食のそれぞれの事業がリンクしているので「何が強いか」と一概には言えません。イベントでは限定的だが熱量の高い市場をつかみ、そこで活躍する子たちが普段から輝ける場所を飲食店等で用意する。また独自の若年層コミュニティから得られる知見やトレンドをマーケティングソリューションにも活かしているし、事業の総体として会社が成り立っているのはすごいと思います。

稲留 ありがとうございます。見方によってはスタンドアローンで、事業が単体で回っているようにも見えると思います。でも、実際はそうではなくて、イベントだけでは事業を安定して運営するのは難しい側面があります。ただ、単体で事業を成立させることだけが目的ではなく、企業としてのメリットもあります。イベントが盛り上がるほど若年層のマーケティングに強くなり、社外へのブランディングにも活かせます。独自の若年層のコミュニティを構築することで、採用などの面で飲食店展開にもつながります。職業紹介や人材派遣も展開していきたいと考えています。スモールな事業を複数作り、それぞれのマーケットで勝ちパターンを見つけていくのが理想だと思っています。

鶴見 マーケットの見つけ方が上手ですよね。今では推し活なども注目されていますが、ファンビジネスが成長することを予測してコンテンツ型のイベント事業も立ち上げた。その中でリンクする事業として飲食事業なども展開するなど、事業同士が繋がっています。稲留さんは前面に出したがらないんですけど、事業の中で感情を動かすのも上手で、関係する人たちの成長を見られたり、感動や青春をプロデュースできるのも株式会社AmaductioNの面白さではないでしょうか。

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募集職種

株式会社AmaductioN 代表取締役 稲留 慶司

1987年生まれ。福岡県立修猷館高等学校を卒業後、単身中国に渡る。2010年上海交通大学卒業。総合広告代理店に入社後、広告プランナーとして従事し、大手カメラメーカーのキャンペーン等の企画を担当。その後、若年層マーケティング企業で新規事業を多数手がける。2016年株式会社AmaductioNを立ち上げ、コンテンツ開発や広告事業、飲食店コンサルティングを展開

株式会社ひろろ 代表取締役 鶴見至善 Creative Director / Copywriter

1982年生まれ。 2007年 早稲田大学大学院商学研究科卒業 商学修士ブランド戦略専攻 在学中 UCLA Anderson School of Management 留学 卒業後は株式会社博報堂に入社。ストラテジスト兼コピーライターとして、事業・経営企画に対する戦略立案から、コミュニケーションデザインまでを一気通貫して行う、プランニングを得意とする。在籍中に株式会社オールブルー設立に参画、海外へ日本のアイドルカルチャーを輸出するメディア Tokyo Girls’ Update を立ち上げる。2018年 独立し、㈱ひろろを設立。主な受賞:TCC新人賞、Asia Spikes、アドフェスト、コードアワードベスト等