それぞれが音楽を始めたきっかけと影響を受けたミュージシャン
――STREAMには2度目の登場となりますが、改めて皆さんが音楽を始めたきっかけを教えてください。
MIZUKI 中学生になって、友達に誘われてブラスバンド部に入部したんですが、パートを選ぶ時にパーカッションを体験したら、叩いたら初心者でも音が鳴るのが楽しくて。パートの希望を出す時に、第一から第三まで全部パーカッション希望と書いて出したんです(笑)。それから高校も吹奏楽部、短大ではブラスバンドをやっていたんですが、ずっとパーカッションをやってきました。

――バンドでドラムを叩き始めたのは、いつ頃からですか。
MIZUKI 高校3年生の時に軽音部の人たちに誘われてバンドを始めました。それからクラシックとロックの同時進行で、音楽の短大に通っていた頃もオーケストラとブラスバンドをやりながら、外でバンド活動もやっていました。当時は東京事変のコピーバンドなんかをやっていたんですが、ハードロックも大好きで、ディープ・パープルやボン・ジョヴィを聴いていました。
湊あかね 私は小学生の頃から歌うのが大好きで、ヘビーユーザーというくらいフリータイムのカラオケボックスに通っていました。本格的に歌を習いたいと思ったのは15歳で、歌のスクールに5年間通いました。それと並行して芸能活動も始めて、2010年から2022年までprediaというアイドルグループでメインボーカルを担当しました。

――もともと、どういう音楽が好きだったんですか。
湊あかね エイベックス系のR&Bが大好きで、平成の歌姫に憧れていましたね。
――Ayasaさんは3歳からヴァイオリンを始めたそうですね。
Ayasa はい。両親の勧めで習い始めて、音大付属の高校から音楽大学に進みました。ヴァイオリンを弾くのは好きだったんですが、ずっとクラシック畑でやってきて、将来もこの道に進むのだろうかと悩む時期もあったんです。転機になったのは大学在学中に、初めてJ-POPの歌手の方のライブに参加する機会をいただいて、今まで感じたことのない楽しさがあったんですよね。

――どういうところに楽しさを感じたのでしょうか。
Ayasa クラシックのコンサートだとリアルタイムでお客さんの反応が分からないんですが、ポップスのライブだとヴァイオリンでも、お客さんとキャッチボールをしながら時間を過ごせる楽器になるんだという発見があって、それが自分の中で衝撃だったんです。それを機にクラシックとは違うジャンルでヴァイオリンを弾くことにとても興味を持ちました。
――J-POPのライブに参加するまで、ポップスやロックは聴いていなかったんですか。
Ayasa 学生時代からアニオタだったので、アニソンはめちゃくちゃ聴いていました。あとV(ヴィジュアル)系も大好きで、特に摩天楼オペラさんにハマりました。アニソンをたくさん担当していたナイトメアさんや、シンフォニック要素のあるMALICE MIZERさんなども好きでしたね。
MINA 私がベースを始めたのは14歳の時です。ずっとダンス&ボーカルスクールに通っていて、歌とダンスをやっていたんですが、そこで出会った仲の良い友達数名と「バンドってかっこよくない?」みたいな話になって。バンドを組もうという話になった時に、いろいろなバンドのライブ映像を観ていたら、ギターじゃないけどギターに形が似ていて、ギターよりも大きくて太い音が出る。そして指弾きのフォームがセクシーでかっこいいなと感じて、ベースを手に取りました。3歳の頃からピアノを習っていたので、もともと音楽と楽器は大好きだったんですが、それからはベースにハマって。放課後は毎日スタジオに通って、みんなで練習していました。

――どういう音楽に影響を受けましたか。
MINA いろいろ聴きましたが、一番影響を受けたのはレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)です。ベースは独学なんですが、フリーの華のあるスラップ奏法に惹かれて、ライブ映像やチャド・スミス(レッチリのドラマー)の教則DVDに出てくるフリーのプレイを一生見て、フォームも平行にしないで下向きにして、フリーリスペクトでやっていました。
