AKB48への憧れから始まったアイドル活動。嬉しいことも悔しいこともあった3B juniorでの活動
ーーキャリアが長い鈴木さんですが、芸能活動を始めたのは何歳のときでしたか?
鈴木 0歳から赤ちゃんモデルをしていたみたいです。もちろん覚えていませんが、赤ちゃん雑誌の表紙になったり、読者モデルとして掲載していただくことがありました。

ーー本当に生まれてすぐから芸能が身近だったんですね。
鈴木 4歳くらいからは子役の芸能事務所に入って、5歳くらいから歌とダンスを習い始めました。でもその時は習い事の感覚で、歌やダンスを仕事にするとは思っていませんでした。
ーー学校ではどんな子どもでした?
鈴木 家族に聞いたらすごく元気な子だったと言われました。最近、小さい頃の動画を見たのですが、とてもハキハキしていました。友達グループでも私が引っ張っていて、今との違いにびっくりしました(笑)。
ーー他にも習い事はされていましたか?
鈴木 歌とダンスとバレエ、あとは水泳、アクロバット教室、チアリーディングもやっていました。身体を動かすのが大好きで、ずっと外で遊んでいました。
ーー覚えている範囲で最初に好きになったアイドルや楽曲を挙げるとしたら?
鈴木 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)さんの「恋☆カナ」です。スターダストプロモーションのオーディションでもこの楽曲を歌いました。アイドルとして憧れを持ったのはAKB48さんです。すごく流行っていましたし、たくさん映像も見ていました。
ーーAKB48さんはどんなところが魅力的でした?
鈴木 キラキラしていて可愛くて。私もこうなりたい、という憧れの存在でした。
ーースターダストプロモーションのオーディションに合格後、人前に立つまではどのように過ごされていましたか?
鈴木 レッスンが始まったばかりのころ、メンバーの前で一曲歌うことがあって。とにかく緊張していたことを覚えています。レッスンは厳しかったですが、終わった後にメンバーで掃除をしているときに、みんなでお喋りできて仲良くなれた記憶があります。
ーーその時から歌は上手なほうでした?
鈴木 歌うことは大好きでしたが、上手くできたっていう思い出はないですね。とにかく目の前のことをがむしゃらにやっていました。
ーー2014年3月の「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 〜NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ〜」での景色はいかがでしたか?
鈴木 国立という大きすぎる会場に圧倒されていました。レッスンでは旗の角度とか、口を大きく開けることとか、大声で歌うこととか、細かいところまでみんなで練習して本番を迎えたという記憶があります。ももクロさんは本当にすごいし、かっこよかったです。
ーー2014年11月に国際フォーラムホールAで開催された「ももいろクローバーZ 女祭り2014 ~Ristorante da MCZ~」のライブ・ビューイング「女祭り2014 メンズ限定非公式のぞき見大会『サンクチュアリ』」で3B juniorとしては初パフォーマンスだったと思いますが、覚えていることはありますか?
鈴木 私は選抜に入ったり、いいポジションがもらえたわけではなかったので、悔しかったことが印象に残っています。
ーー2015年に入ると、3B juniorの活動が本格化。定例公演やワンマン、ツアーも始まります。
鈴木 「Stardust Fantasia」で初めてソロパートをもらって、「3B junior 浅草大歌謡ショー」で披露できたことが今でも大切な思い出です。あとは、12月にステラボールで開催されたワンマンライブ「季節はずれのX’mas PARTY『のんびりサンタさんがやってきた』」です。ステラボールは、以前、所属していた事務所の時に立たせてもらったり、オーディションの会場でもあったので、思い入れのある会場で、3B juniorとして立たせてもらえたことはすごく嬉しかったです。
ーーパフォーマンスで印象的だったことはありますか?
鈴木 私はマジェスティックセブンに所属していたのですが、この公演で初めてオリジナル曲を披露できたことです。他のユニットはもっと前からオリジナル曲を披露していたので、私たちもオリジナル曲が欲しいと思いながら活動していました。だからこそ、とても嬉しかったですし、楽曲のイントロが流れると会場から歓声が上がったのが印象に残っています。

PHOTO:笹森健一
ーー同じマジェスティックセブンに所属していた小島さんも言っていましたね。
鈴木 マジェスティックセブンはオリジナル曲や衣装を貰えるのが他のグループより遅かったりと、悔しい思いをすることが多くて。他のグループが輝いて見えて、落ち込んだりもしながら、みんなで頑張ってやってきました。当時は辛かったですが、今思えば、オリジナル曲や衣装があることをすごくありがたいことだと思えるから、いい経験だったと思います。
ーー意識としては3B juniorとマジェスティックセブンのどちらに所属している感覚でした?
鈴木 3B juniorもマジェスティックセブンもどちらも同じくらい大事なグループでしたが、ロッカジャポニカやはちみつロケットなど、オリジナル曲もあって、そのグループでデビューするのかなと思っていたので、私たちもマジェスティックセブンでメジャーデビューして羽ばたいていきたいと思っていました。
ーー2016年はいかがでしょうか?1月に「俺の藤井2016 in さいたまスーパーアリーナ~Tynamite!!~」から始まり、定例公演を重ねながら、「3B junior セカンドツアー 関東平野」の開催、「3B junior ファースト・アルバム 2016」のリリース、そして12月にはロッカジャポニカが無期限武者修行入りとなった年です。
鈴木 2016年は「清塚信也のガチンコ3B junior」(フジテレビNEXT)の番組企画で「ガチンコ3」が結成された年でした。まずは選ばれたことが嬉しかったですし、代々木第一体育館で開催された「GIRLS’ FACTORY 16 Day3」で初めて作詞した「夢」を披露させていただいたり、ガチンコ3に入れたことで、その後もたくさんの貴重な経験をさせていただきました。すごく歌に向き合ってたと思います。
ーーロッカジャポニカの武者修行はどうみえました?
鈴木 どうだろう…。すごく悔しいとか、そういった記憶はパッと出てこないので。この時期は自分の活動に集中していたと思います。でもメンバーが減ることへの寂しい気持ちはあったと思います。
ーー2017年に入ると新体制での3B juniorの活動が開始。EX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブ「3B junior 春の全力レビュー 2017 遥かなるアポロンの彼方へ」や、ももいろクローバーZ「ももクロ夏のバカ騒ぎ2017」の外周ステージで開催された「しがこうげんアイドルフェスティバル(SIF)」の出場をかけた予選で、ユニット同士での勝負もありました。12月にはちみつロケットが武者修行に出ることが発表されます。
鈴木 はちみつロケットの武者修行は悔しさを含めて印象に残っています。ロッカジャポニカは当初からデビュー組でしたが、はちみつロケットは同じスタートラインのイメージだったので、先に旅立つことへの悔しさは大きかったです。はちみつロケットのメンバーは、同じタイミングで事務所入った子たちもいたので、自分より先に進んでると感じて焦ることもありました。
ーーアポロンはどうですか? 後にAMEFURASSHIでもワンマンライブを開催することになるEX THEATER ROPPONGIの景色はいかがでした?
鈴木 まずは会場の広さに驚きました。でも一番は楽しかったという思い出です。ステージに大きな階段のセットを作っていただいて、新曲「星たちの饗宴〜アポロンと共に〜」を豪華に披露できたことは、楽しかったしワクワクしました。この日限定のユニットでキャンディーズさんの「春一番」をパフォーマンスしたのも忘れられないです。

ーーガチンコ3での活動も精力的な時期でしたがいかがでしたか?
鈴木 フジテレビマルチシアターを中心にたくさんライブもさせていただきました。豪華なアーティストの皆さんとコラボさせていただいたり、今の弾き語りにつながる経験がたくさんできた時期です。寝ずにギターを練習していたくらい、没頭していました。
ーーギターはガチンコ3以前からやったことはありました?
鈴木 ギターはガチンコ 3 に入ってから始めました。ガチンコ3で課題曲をもらって少しずつ覚えていきました。イベント数日前に楽曲が決まって、そこから短期間で仕上げていくことが多くて、集中して練習していました。ギター持って寝ちゃうときもありました(笑)。他メンバーも上手だったので、ついていくことに必死でしたし、豪華なアーティストの皆さんとコラボさせてもらえることも光栄でした。いろんなジャンルの音楽に出会えて、大好きな曲がたくさん増えて、すごくいい経験でしたし、今の弾き語りの活動につながる大事な時期でした。

