背中で語ってくれた先輩、中井りかに4人が届けるメッセージ
――8月5日には、新潟・新潟県民会館 大ホールでコンサートを開催。昼公演は「NGT48 サマーコンサート2023」で、夜公演は「中井りか卒業コンサート〜推し変禁止は絶対命令〜」でした。
大塚 今のNGT48全員で見せられるコンサートで新潟県民会館という大きなステージに立たせていただけたのもありがたいですし、4期生の新加入も決まっているので、グループがガラッと変わる前の“最高値”を見ていただけたと思っています。夜公演はりかさんの卒業コンサートで、後輩の私たちがグループを支えていかなければと実感しているので、自分たちが「NGT48を引っ張っていく」という意識をみんなで持てたらと思います。
――中井さんは、みなさんにとってどのような先輩でしたか?
佐藤 りかさんのすごさはたくさんありますけど、なかでも、一番尊敬しているのは「自己プロデュース力の高さ」です。TwitterやInstergram、TikTokと、それぞれのSNSで自分の世界観を広げていらっしゃって、新たなファンの方を獲得する入り口にもなっていますし、流行を取り入れるスピードの速さを参考にしています。例えば、最近は劇場公演で目元にキラキラしたシールを張っているんですけど、K-POPアイドルの方々を参考にいち早く取り入れたのがりかさんだったんです。アイドル魂も感じますし、どれほど忙しくてリハーサルに参加できなくても振り付けやレスのタイミングが完璧で、可愛く見せる場面ではあざとい表情を作れるパフォーマンス力も好きなところで。そのカッコよさを、私も見習っています。
大塚 AKB48の選抜メンバーとか、テレビ番組への出演とか。私たちができていない経験をたくさんされてきた方ですし、そこで身に付けた外部の方への対応だったり、人間としても尊敬できるところもたくさんあります。
北村 加入前から見ていて、かわいいアイドルの印象でした。でも、グループで一緒に活動していくにつれて、トーク力のすごさに気付かされて。くらくら(グループ内の中井りかプロデュースユニット「CloudyCloudy」)でも一緒に活動させていただき、同じステージでパフォーマンスしているときに背中から感じるものがありましたし、トータルで「りかさんはすごい!」と毎日思っています。
水津 加入するまでは“画面の中の方”のイメージで、今では、劇場公演とかで同じステージに立っているのが信じられません。私たち、3期生はりかさんとお仕事で関わる機会は少なかったけど、それでも1人ひとりをしっかり見てくださって、大切にしてくださっているのを感じていました。
――尊敬する先輩の背中を見送った今、それぞれどのように活躍していきたいですか?
北村 まだ、自分のやるべき役割をしっかり分かっていないところもあるので、何でもチャレンジしたいです。りかさんから学んだものを大切にしながら、新しい自分を見つけられたらと思います。
水津 加入当初から、グループのセンターに立つことを目標にしていました。でも、最初は「NGT48のセンターに立つぞ」と意気込むだけでしたけど、先輩たちの活躍を間近で見るにつれて、気持ちが少し変わってきて。グループを「3期生の私たちも引っ張る」と思えるようになってきたし、いずれは、センターとして「引っ張っていきたい」という思いが強くなりました。
佐藤 NGT48の“今の魅力”をメンバーと一緒に発信していきたいです。あと、後輩のみんなを大きなステージに連れていけたらと思っています。私は、グループで初めて立った大きなステージが日本武道館(2018年9月開催の「新章 NGT48宣言!! ~世界の人よ、共に歌おう~」)で、当時は加入したばかりで“先輩たちが作り上げてくださったレールの上に急に乗った”状態だったので、全然力になれなかったんです。正規メンバーに昇格してから「後輩のみんなを大きなステージに連れていきたい」という気持ちがより強くなったんですけど、NGT48の持つ“今のよさ”をどんどん発信して、もっとたくさんの方にグループを好きになってもらえたらと思います。
大塚 NGT48と言えば、たぶん、今名前が出てくるのはりかさんのような先輩方だと思うんです。1期生の先輩方のイメージが強いですし、後輩の私たちも広く知ってもらえるように、私もグループの顔になると自覚しながら活動していきたいです。個人的には、テレビでのお仕事にもたくさん挑戦してみたくて。高い壁だとは思いますけど、全国区のテレビに出演して誰もが知っているような人になりたいし、グループの一員として、目標に向かって頑張っていきます。
Information
9thシングル『あのさ、いや別に…』
好評発売中!
【通常盤】
Type-A(CD)/¥1,047(税込)
M1. あのさ、いや別に…
M2. 僕はもう少年ではなくなった
M3. あのさ、いや別に… [Instrumental]
M4. 僕はもう少年ではなくなった [Instrumental]
Type-B(CD)/¥1,047(税込)
M1. あのさ、いや別に…
M2. 角田浜にて
M3. あのさ、いや別に… [Instrumental]
M4. 角田浜にて [Instrumental]
【劇場盤】(CD)/税込¥1,047
M1. あのさ、いや別に…
M2. 命を懸けろ!
M3. あのさ、いや別に… [Instrumental]
M4. 命を懸けろ! [Instrumental]
【NGT48 Official CD Shop限定盤】(CD+エムカード)/税込¥1,676
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M2. 僕はもう少年ではなくなった
M3. あのさ、いや別に… [Instrumental]
M4. 僕はもう少年ではなくなった [Instrumental]
NGT48
作詞家・秋元康氏プロデュースによる、2015年に日本国内に5番目に誕生したAKB48の姉妹グループ。活動拠点となる新潟県の「NiiGaTa」から、グループ名は「NGT48」と命名される。グループカラーは、新潟県の鳥である朱鷺(とき)の色と雪国であることから、赤と白を基調にしている。2015年8月に、新潟市内の歴史博物館みなとぴあ前広場にてお披露目される。2016年1月には、新潟市の中心地・万代にある商業施設LoveLa2(ラブラ2)に専用劇場がオープンし。劇場公演がスタート。以降、そこで行われる劇場公演をメインに、新潟県内で行われるイベントに出演するなど、地元貢献・地域密着をテーマに活動している。2017年4月に「青春時計」をリリースし、メジャーデビュー。
PHOTOGRAPHER:HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER:SYUHEI KANEKO