新たな発見に満ち溢れたラテンアメリカツアー

――2023年4月にブラジル3都市をまわるラテンアメリカツアーを完走しました。どんなツアーだったか振り返りをお願いします。

HAYATO 2022年7月に初めてブラジルに行ったんですが、そのときは南米最大のアニメフェス「Anime Friends 2022」の出演だったので、持ち時間も短かったんです。今回は約90分のワンマンライブを3都市でやるということで、SWAG(※ファンの総称)の方々がどのぐらい来てくれるのか未知でした。でも想像以上に現地の方が来てくれて、一緒に日本語で歌ってくれて、熱さも伝わってきたので、すごくうれしかったです。全部ポルトガル語でMCをしたんですけど、ちゃんと伝わったのもうれしかったですね。かなり勉強して現地に行ったのもあって、コミュニケーションが取れているなと実感できました。

REI 前回と違ってワンマンライブだったので、僕たちのことがより好きな人たちが集まって、すごく反応も良かったです。日本のSWAGのノリとはまた違って、そこから受けた影響を持ち帰って日本のライブに活かすこともできましたし、ライブをやりながら勉強になることがたくさんありました。

KENSHIN 日本語の歌でも一緒に歌ってくれたし、ダンスもグルーヴ感がすごくて、本当に情熱の国だなと感じましたし、皆さんに引っ張ってもらっているなという感覚もありました。日本の反対側にある遠い国で、文化も全然違うのに、音楽で通じ合えるのは夢があるなと思いました。

EIKU 音楽やSNSの力が、どれだけすごいかを再認識できて、本当に行ってよかったなと思います。愛のあふれる国だなと感じましたし、ワンエンのことを知ってくれている人が多くてうれしかったです。もっと海外でのライブを増やしていきたいですね。

――ブラジルならではのセトリは意識したのでしょうか。

HAYATO はい。ブラジルの人気シンガー、Anitta(アニッタ)のカバーをやったり、僕らがTikTokでバズった曲を踊ったりしたんですが、めちゃくちゃ歓声が上がりました。ブラジルでもワンエンのことを知ってくれている方がたくさんいるんだってリアルに感じられた瞬間でした。

――ブラジルのオーディエンスは全身全霊で音楽を楽しんでいるんですね。

TETTA お客さんのパワーが凄すぎて、日本のライブよりも疲れました(笑)。みんな曲ごとに叫んでくれるので、それに負けないぐらいの歌を届けないといけないなと思いましたね。一曲一曲、100%以上の力を出し切ってパフォーマンスをしたので、毎回ホテルに戻ってぶっ倒れていました。日本のワンマンライブよりも曲数は少なかったのに、体力を全部吸収されているような感覚で。もっとブラジルを始め、海外で場数を踏んで、体力をつけないとヤバいなって思いました。いくらリハーサルをやったところで、現地で経験を積んでいかないとダメだなって痛感しました。

――ブラジルの街を堪能する時間はあったんですか?

NAOYA  9月22日に発売する『ONE N’ ONLY 1st PHOTO BOOK Jornada』の撮影も並行して行ったので、いろんな観光地に行かせていただきました。個人的に印象に残っているのはビーチでサッカーをやっていた一般の方たちのレベルの高さで、さすがサッカー大国だなと感動しました。

EIKU 同じブラジルでも、場所によって全く景色が違っていて、中でもポルト・アレグレの上品な街並みが心に残っています。

――またライブで海外に行くとしたら、どこに行きたいですか?

TETTA グアムに行きたいです!

HAYATO グアムでライブ?

TETTA いや、バカンスで。

REI そういう答えじゃないだろう(笑)。

HAYATO ブラジル以外の南米も行きたいですし、メキシコも行ってみたいですね。

EIKU ライブじゃないですけど、MV撮影で、どこか海外の砂漠にも行ってみたいです。