15周年を記念する「QUEEN OF STAGE」。オープニングナンバーを飾ったのは「走れ!-ZZ ver.-」
結成15周年記念するツアー「MOMOIRO CLOVER Z 15th Anniversary Tour「QUEEN OF STAGE」」は7月16日の神戸国際会館 こくさいホールから始まり、4ヶ月にわたって12公演が開催された。10月15日の武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナがツアーファイナルとなった。
会場に入るとステージにはQUEEN OF STAGEのロゴと重厚なBGMが流れ、開演を待つモノノフ(ももクロファンの総称)たちの熱気に包まれていた。開演時間を迎えるとビジョンにはももクロの過去の写真が次々と映し出され、15年の活動の軌跡をたどる。最後に4人のアーティスト写真がそれぞれ投影された後、巨大なビジョンが2つに分かれ、女王の風格溢れる黒の煌びやかなロングドレスを纏った4人が登場した。
記念すべきオープニングナンバーはももクロの代表曲の1曲「走れ!-ZZ ver.-」。ツアーオリジナルアレンジが加えられ、4人の歌声を重ね合わせた歌い出しで会場を圧倒した。百田夏菜子(以下、百田)が「楽しんでいきましょう!」と呼びかけると、会場からは力強いコールが響き渡る。ラストのサビでは会場は消灯し4色のペンライトとモノノフの歌声で包まれた。
2曲目の「DNA狂詩曲」が流れると、ロングドレスからミニスカートへ衣装をチェンジ。さらに真っ白な衣装を着た6人のダンサーも加わり、白と黒のシックなコントラストでパフォーマンスを披露。続く「PUSH」では高城れに(以下、高城)が「最高の思い出作りましょう!」と煽ると会場からは楽曲に合わせたコールが一段と響き渡る。4人がステージいっぱいに広がりピースサインを掲げ「笑ー笑 〜シャオイーシャオ!〜」へ。15年間笑顔を届け続けてきたももクロらしさを体現するオープニングとなった。
最初のMCパートでは、ダンサーの紹介と今回のツアー用の自己紹介コールアンドレスポンスで会場を盛り上げる。自己紹介が終わると百田が「15年間のたくさんの感謝を今日も最後まで皆さんにお届けしたいと思いますので思い切り楽しんでいってください。それではQUEEN OF STAGEスタート!」とあらためてライブの開催を宣言。