パフォーマンス力の高さ、振り幅の広さを存分に見せつける

モノトーン調のクールな映像を挟んだ後、新衣装であるデニムのセットアップに着替え、10月11日(水)にリリースした1stアルバム『BRiLLiANT』のリード曲『Koi to me』を9人で初披露。大人なムード満点のパフォーマンスに観客は酔いしれる。FUMINORI、FUMIYA、SHOW、SEIYAの4人によるヒップホップ『Mr.FREAK OUT』では会場を一気にドープな世界に引き込む。『YO HO』、『HOT CHEESE』、『Beautiful  JEALOUS』、『Dream Love』とそれぞれ表情の異なる楽曲たちをメドレーで披露し、最後は『YO HO』でハッピーに締めた。

MCでは、FUMINORIが1stアルバム『BRiLLiANT』がデイリーランキングで1位を獲得したことを報告。「バディの応援が力になってるし、いつも支えになってます。いつも温かい応援をありがとうございます!」と、バディに感謝の言葉を送る。R&B『ON&ON』、バラード『Lack』と、BUDDiiSのパフォーマンス力の高さを見せつけるしっとりとしたナンバーが続き、振り幅の広さに大きな歓声が上がる。

『BUD』からは、アメカジな衣装に着替えてトロッコに乗り込み、場内を周回、バディと至近距離でのコミュニケーションを楽しんだ。『ALRIGHT』では、トロッコからハンドスモークが勢いよく噴射され、メンバーもバディも無邪気に楽しむ。『WE HIGH』では、SEIYAとSHOWに加えて、TAKUYAがサビの歌唱を担当し、爽やかで抜けのいい歌声でBUDDiiSの新たな魅力を見せる。ライブのキュートな定番曲『SM:)LE』では、会場のクラップが鳴り響き、文字通り笑顔あふれるステージングとなった。

この夏リリースされた、チルなサマーソング『Glow Gold』、『SUNSHINE』では、スクリーンに2020年9月に結成当時から現在に至るライブの写真やオフショットが映し出された。1stアルバムの通常盤リード曲『Brightness』では、「カラフルでいいんじゃない」など、ポジティブなリリックがスクリーンに映し出され、発射された金テープの華やかなさと共に、メンバーたちの笑顔が輝いていた。

アンコールではKEVINも参加し、『Under The Sea』で再びトロッコに乗りこんでバディのもとへ。KEVINが作詞・作曲・編曲を行なっている『OZ』では、KEVINが不在中はバディが変わりに歌っていたパートで大合唱。感動的なムードが会場を包み上げる。

FUMINORIの「BUDDiiSが何のお知らせもしないわけがありません!」という声と共に、2024年には、パシフィコ横浜 国立大ホールでの2デイズ公演を含む、全国9都市3万人動員のホールツアーの開催を発表。場内からは大きな歓声が上がるなかで、FUMINORIが「この先もBUDDiiSは止まることなく、いろんなエンターテインメントをみなさんにこれからも届けていきます」と挨拶。そして、昨年の夏に配信リリースされた『Brighter』で自分達の力を出し切るメンバーとバディたち。