今のナナニジっぽさが表れた、可愛くてかっこいい表題曲『後でわかること』

――まずは、STREAM初登場となりますので、お一人ずつ自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。

西條和(以下、西條) 滝川みう役の西條和です。兵庫県出身です。B型です。ツナが好きです。(小声で)以上です。

2人 (笑)

――ありがとうございます。では、お二人もこの位の尺でいきましょう。

相川奈央(以下、相川) はい。西浦そら役の相川奈央です。東京都出身のO型です。ナナニジの活動で一番好きなのは、「ステージに立ってダンスを踊ること」です。以上です。

四条月(以下、四条) はい。一之瀬蛍役の四条月です。インドネシアのバリ島出身です。意外と気付かれないんですけど、ハーフです。あと…、メンバー1の汗っかきです。

二人 (笑)

――ちなみに、取材などで、この三人の組み合わせはよくあるのですか?

相川 そんなに、無いですかね。なので、今回は貴重かも知れません。

――では、早速ですが、新衣装と新しいアーティスト写真について伺います。今回はすごくクールな印象ですが、皆さんは、どのような印象を持っていますか?

西條 今までは、制服モチーフの衣装が多かったので、今回のようなちょっとシースルーで、ドレスっぽい衣装というのは、私達にとっても新鮮でしたし、アイドルじゃなかったら着られなかっただろうなって思っています。私は、衣装を作ってくださっているALCATROCKさんが、ナナニジ加入前からずっと好きだったので、こうしてALCATROCKさんに衣装を作って頂けているのがすごく嬉しくて、毎回ワクワクしています。

相川 和さんが言ってくれたように、今回は超ドレッシーな感じで、本当にアイドルらしく可愛くて、ちょっとシックな感じの衣装です。前回の衣装が白だったこともあって、その対比で、とてもかっこいい感じに仕上がっていると思います。なので、今回のアー写は、みんな“爆盛れ”しています。先輩で、SNSのプロフィール写真を2年くらい変えていない人がいたんですけど、今回は珍しく、全員が新しい写真に変わっていました(笑)。

――四条さんは、新衣装で踊ってみて、いかがでしたか?

四条 踊っている時に、袖のリボンが自分でも見えるのが嬉しかったです。あとは、私も西條さんと一緒で、ALCATROCKの尾内貴美香さんのデザインが本当に大好きなんです。尾内先生が、よく坂道グループさん達のデザイン画をXに投稿していらっしゃるんですけど、それを見るのも大好きだったので、今回の衣装もとてもテンションが上がりました。

――では、ここからは、そんな新衣装でリリースされる12枚目のシングルについて、お話を聞かせてください。まずは、表題曲の『後でわかること』について。四条さんは、どんな所が気に入っていますか?

四条 私が一番好きな所は、2番のサビの「僕が永遠に愛し続けられる人よ」っていう歌詞です。ファンの方にとって、私がそんな存在でありたいなと思います。やっぱり、色々なアイドルさん達がいるので、目移りしちゃう人もいるんじゃないかなって、心配になる時もあるんですけど、「でも、やっぱり、なんだかんだ四条月だよね」って思って頂けるように、永遠に愛し続けられるアイドルを目指したいと思いました。

――西條さんは、秋元康さんの歌詞のどんな所が気に入っていますか?

西條 何故だか分からないんですけど、以前から、秋元先生から歌詞を頂いた時に、2番の歌詞を見てハッとすることが多かったんです。今までのシングルでもそうでした。私達のライブは、フル尺で歌うことが多いので、ちゃんと2番の歌詞も聴いてもらえて嬉しいなと思います。今回はタイトルもお気に入りです。ナナニジって、後輩メンバーが入る前と入った後で、表題曲のテイストが結構変わったなと思っているんですけど、今回のシングルでは、昔のような硬さが取れて、今のナナニジっぽさを秋元先生が表現してくださったんだなと思っています。

相川 私も、歌詞を見て、秋元さんは、今のナナニジをこういう風に見てくださっているんだなと思いました。可愛い感じもあり、かっこいい感じもあって、踊っていても凄く楽しいですし、テンポも心地良くて、私の勝手なイメージとしては、夜に1人でお散歩している時に聴きたくなるような曲ですね。水族館とか海に関連する言葉がたくさん登場しているんですけど、渋谷の街を恋人たちの水槽って表現していたり、交差点を歩いている人を海流って表現していたりして、おしゃれなのに、心に刺さる歌詞だなと思います。恋愛の歌ですけど、夢や何かを諦めてしまった人とか、大切なものがあったけど、それを追いかけられずにいる人達の心にも染みる曲なんじゃないかなって思います。