新たに10人体制で走り出した今のナナニジの強みとは？ | 22/7「10人体制の今のナナニジの強さをもっともっと固めていきたい」INTERVIEW

新たに10人体制で走り出した今のナナニジの強みとは？

――改めて、10人体制での活動が本格化して来て、ナナニジは今、どのような状態でしょうか？

相川　私達後輩メンバーももう3年目になるので、もっともっと個人で仕事が出来るようになっていったらいいなと思っています。やっぱり、今でも先輩メンバーが引っ張ってくださっていて、私達は背中を追いかけている形ではあるんですけど、そこに追いつきたいですね。私も、この春に初めて1人で舞台に出させて頂いたりもしたので、そうやって、メンバー個人の仕事が増えて、グループを支える柱がどんどん増えていって欲しいです。あと、今のナナニジの状態という点では、メンバーの仲が凄く良いです。それこそ、メンバーだけで振付を調整したり、色々な作業があった時に、みんなで協力してスピーディーに動いていて、この10人体制になってから、さらにチームワークも良くなってきているなと感じています。

四条　10人体制になったから…というよりも、先輩達の卒業を受けて、もっと私も1人でも頑張っていかなきゃいけないんだなっていう覚悟のようなものが、自分の中で生まれた気がします。

――覚悟という言葉も出ましたが、そんな後輩メンバーお2人のお話を聞いて、西條さんはいかがでしょうか？

西條　本当に、私は古株の中の古株なんですけど、ついこないだ入って来て、ずっと新メンバーって呼んでいた子達がもう3年目ですからね。今では、本当にいい意味で、遠慮もなくなって、後輩メンバーからも意見を言ってくれるようになったので、私としては、今は自分が何かをやらなきゃっていうよりも、後輩のみんながアイドルになって良かった、ナナニジに入って良かったと思ってもらえるように、支える立場になっていきたいと思って、最近はそんな意識で活動をしています。

相川　お母さんみたいですね。

全員　（笑）

――では、そろそろインタビューもまとめに入っていきたいのですが、それぞれの今の夢や目標を教えてください。

西條　今までずっとキャラクターでやっていた番組が、4月からは、自分達が実写で出ることになったので、キャラクターを応援してくださっていた方にとっては、ちょっと寂しい感じになっているのかなと思うんですけど、やっぱり、私達は、元々キャラクターから始まったので、いつまでもキャラクターを大事にしていきたいですし、キャラクター達を忘れられないように、キャラクターとしての活動も大事に守っていきたいなと思っています。

相川　私は、ずっと言い続けている自分の中での目標があって、それは「誰かの生きる意味になること」なんですけど、その「誰か」が増えてくれればいいなっていう一心で活動しています。だけど、さっき和さんが言ってくれたように、キャラクターのコンテンツだったり、ナナニジじゃないと出来ないこともいっぱいあると思うので、それをもっともっと強化させていきたいなと思います。それこそ、今回の夏のライブは、ストーリー仕立てになっているんです。私達がキャラクターを演じて来たからこそ、演技にも特化していけると思うので、自分たちが持っている強みを随所で生かしていける、そんなアイドルになれたらなと思っています。

四条　前回のアニバーサリーライブで、「東京ドームに行きたい！」っていう目標をグループとして発表させて頂いたので、それを目指して頑張っていきたいです。私個人としては、書初めで、今年の抱負で「自由」って書いたんですよ。活動3年目になって、少し余裕も生まれて来たので、これからは、自由にアイドルを楽しんでいる姿を見せていきたいなと思いました。

――皆さん、ありがとうございます。色々な夢や目標を聞かせて頂きましたが、最後に、そんなナナニジの現体制10人での強みを、先輩メンバーである西條さんに語って頂き、締めたいと思います。

相川　ビシっと決めてください！(笑)

西條　先輩メンバーは、もうだいぶ少なくなったんですけど、本当に初期からの全てを見て来た私達と、客観的な目線を持って後から入って来てくれた後輩メンバー。その後輩達が色々な経験をして、力をつけて来ている段階だと思っています。私達先輩メンバーはもう8年目ですし…。

相川　8年！

四条　すごいです。

西條　今は凄くグループとしての強さがあるんじゃないかなと思っていますので、この強さをもっともっと固めていきたいなと思います。

PHOTOGRAPHER：TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA