「僕たちはどんな時も絶対にみんなの近くにいます」武道館2days発表に涙も

ステージ上での記念写真が恒例の『HOT CHEESE』、続く『BUD』ではタオルを振り回しノリノリのステージング。ワイルドな楽曲『BEAST2』では「もっと来いよ!」とバディを煽り、SEIYA、SHOW、TAKUYAの3人がメインで歌う『WE HIGH』で会場をハッピーな空気でいっぱいにしていく。ラブソング「Th One」では、横浜出身のYUMAが「もしもし、YUMAです。今日は会いにきてくれたみんなに言いたいことがあるんだけど、聴いてくれる? ……みんなのこと大好きにゃん」と可愛くセリフを決めて、会場からは大歓声が上がった。本編ラストは、KEVIN作の新曲『HONEY』。スパイスの効いたラテン調のラブソングで、HONEY BEEを思わせる様な振り付けも印象的だった。

アンコールはメンバーが客席から登場するサプライズ。『Mr.FREAK OUT』、『R4U』をパフォーマンスしながら、会場内を縦横無尽に移動しバディと近距離でコミュニケーションを交わす。MCで、前日の日本武道館ワンマンライブの発表映像を振りかえるとともに、さらに重大ニュースの発表が。日本武道館公演が2日間の開催となることがアナウンスされると、会場内は拍手と歓喜に包まれた。

祝福ムードの中、デビュー曲『CLICK ME』を想いを込めてパフォーマンス。その後のMCで、MORRIEが「日本武道館公演を必ず成功させます!」と力ら強く誓った。YUMAは「メンバーが大好きで、このメンバーで武道館に立てると発表できたことも、バディのみんなが喜んでくれたことも嬉しくて……」と語り目には大きな涙が。最後にFUMINORIが「僕たちはどんな時も絶対にみんなの近くに、そばにいます。みんなが苦しいって感じた時に、僕らの音楽や想いが近くにあるってことを忘れないでください」と語り、「これから先の道も一緒に切り開いていきましょう!」と伝え、最後に『Brightness』をパフォーマンスし、笑顔と歓喜に包まれたホールツアーの幕が閉じた。

BUDDiiS

スターダストプロモーション所属、令和に誕生した ”DIY” ダンスボーカルグループ。2020年9月16日結成、FUMINORI・KEVIN・MORRIE・SEIYA・YUMA・SHOW・TAKUYA・HARUKI・FUMIYA・SHOOTからなる10人組。わるものすべてをバディ(仲間)へ巻き込んでいく、新進気鋭のダンス&ボーカルグループ。

TEXT:KOZUE NAKAMURA,PHOTOGRAPHER:浅葉未渚