ダンサー、DTM、声優の養成所…共に活躍するメンバー個々の“意外”なルーツ

――グループでの活動歴も様々な今回の5人。それぞれ加入まで、どのようなキャリアを歩んできたのか。埼玉県の伝道師・餅丸夢姫さんから、伺いたいです。

餅丸夢姫(以下、餅丸) 幼い頃からテーマパークにいるダンサーさんに憧れていて、ダンス指導に力を入れたコースのある高校に進学したんです。学校では、テーマパーク向けのダンスはもちろん、K-POPなどの曲で踊るアイドルダンスも学んで、それをきっかけにアイドルへの興味が強くなりました。このグループへ加入する以前、別のグループでも活動していたんですけど、辞めてしまって。でも、アイドルにもう一度挑戦したくなって、以前より「もっと上を目指したい」と考えて、飛び込んだのがBANZAI JAPANでした。

――続いて、千葉県の伝道師・安堂舞花さん。

安堂舞花 大学時代にご縁があり、芸能スクールに通ったんです。様々なコースからアーティスト専攻を選んで、DTM(Desk Top Music。パソコン、スマホなどを使う楽曲制作手法)で自作した音源も歌っていました。でも、歌に自信があったわけでなかったんです。好きなように歌っていられればと思っている中で新たなご縁があって、別グループにも所属したんですけど、一度はあきらめてしまって。もう一度アイドルにと思って、海外でも活動しているこのグループが目にとまりました。

――次に、新潟県の伝道師・笹川さささん。

笹川 人前に立って、表現する仕事に就きたかったんです。高校卒業後には声優の養成所へ進んで、声出しや滑舌の基礎も学びました。表舞台への憧れがあっても、根っからの引っ込み思案で、あきらめかけた時期もあったんです。そのときに見かけたのが、BANZAI JAPANのオーディションでした。アイドルは知らなかったけど、ホームページを見たらコンセプトが面白そうで、タイミングとして「新潟県の担当がいないし、チャンスかも」と思って。右も左も分からない世界へ飛び込んでみたら、やりがいがたくさん生まれて、何事も3日坊主だった自分が7年以上も続けられているし、天職です。