姉妹の絆で繋がる藤崎ふみ&しおり“連弾”でも知名度抜群な2人のそれぞれの加入秘話

――藤崎ふみさん、しおりさんは山口県の伝道師として姉妹で活躍。姉のふみさんから、キャリアを伺えれば。

ふみ 1歳半の頃から、親が「音感がある」と思っていたようで。実際に絶対音感があり、グループでは新曲リリースのたびに仮歌も任されているんです。父がバイオリンの先生、母がピアノのを弾くのが上手な小学校教師でしたし、幼い頃から音楽に囲まれていて、小学校や中学校では合唱を、高校ではオーケストラやバンドを経験しました。習っていたピアノでは妹のしおりとの連弾で山口県のコンクール、全国大会でも結果を出して。大学進学でピアノの先生から、音楽大学をすすめられたんですけど、日大の芸術学部へ入学したんです。そこで、授業に招かれていたアイドルの方を見て感動したと伝えた母が勝手に、このグループのオーディションに応募して。オーディション前日の深夜にLINEで「明日行ってこい」と母からメッセージが届いて、乗り気でなかったから面接はふてっくされていたはずなのに、気が付けば受かっていました(笑)。

――(笑)。一方の妹、しおりさんは?

しおり 音楽の入り口はふみちゃんがきっかけで、ピアノ教室のお迎えについていったら、先生から「あなたも習った方がいい」とすすめられたんです。私は幼い頃からアイドルが大好きで、高校2年生でふみちゃんがアイドルになったのは驚いたんですけど、話を聞いていくうちにグループを好きになりました。大学入学後、上京してからはライブへ通うようになり、ふみちゃんのチェキも現場で購入して(笑)。自分がステージへ立ちたいとは思っていなかったんですけど、私の見ていた“圧倒的センター”の子が卒業したタイミングでふと、グループの力になりたいと思って、プロデューサーの方からお話を聞き、加入を決心しました。

――最後、結成10周年イヤーから先への意気込みをお願いします。

ふみ コンセプトもグループ名も、日本を背負う分かりやすさが私たちのよさとも思っているんです。アイドルとして活動したい気持ちだけではなく、BANZAI JAPANで活動したい気持ちの強いメンバーが揃っているのも強みですし、国内外のステージで自信も付きました。グループのブランドをこれからも大切に、いずれやってくる“20周年”をめざします!

Information

日本一周愛のご飯旅 / バンザイ!バンザイ! / カーテンコール
2024年6月11日(火)リリース

Type-A、Type-B、Type-C、通常盤のいずれも¥1,200(税込)

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BANZAI JAPAN

日本を元気に世界へ発信――。日本にある「山」「川」「建造物」「料理」「技術」「アニメ」「お・も・て・な・し」そして…「ヲタク」などの文化を世界へと発信するプロジェクトとして、結成されたアイドルユニット。メンバーは各自、日本の各都道府県を背負う“伝道師”としても活躍。ステージでの歌やダンスを中心に、日本が世界に誇れるカルチャーを「見える化」するべく奮闘する。

PHOTOGRAPHER:TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER:SYUHEI KANEKO