フェスファッションは、テンションがあがるデザインと機能性がキモ

――最近はどんな感じ曲を聴いていますか?

古川 ここ1年くらいで幅が広がって、いまはテクノが多いですね。あとダンスミュージックやパンクもよく聴きますし、ロックもちょっとイギリス寄りの方が好きです。それにヒップホップも好きですし……。といわけでオールジャンルですね(笑)。どんなフェスやイベントも楽しめる自信しかないです(笑)。

――今回のフェススタイルのポイントはどこですか?

古川 まずTシャツですね。インパクトのあるデザインは、着ているだけでテンションがあがりますから。あとフェス感のある色味と動きやすさでしょうか。今回の着こなしでは軽快さは意識しつつ、その中でいかに自分らしいオシャレを楽しむかということに尽力しました。このスタイルに、PORTERのショルダーバッグはマストなのですが、僕はボディバッグ的なノリで使っています。ケータイや財布など必需品に加え、タオルや雨具などを持ち運ぶのに最適なんです。今日のスタイリングは「サマソニ」とか街中で開催されるものでなく、「フジロック」など自然の中で開催されるフェスをイメージしています。

――ではご自身が音楽フェスを開催するとしたら、どんなフェスにしたいですか?

古川 メジャー&マイナーに関係なく、本当に自分がかっこいいと思うアーティストしか呼ばないですね。来た人の心に訴える歌やパフォーマンスが必ずあるような、来る価値のあるフェスといいますか。例えば、普段はインディーロックを聴かない人たちにとっても、何か一つでも持ち帰るものがあるような、そんなフェスにしたいです。あとそうそう、サプライズとかも大事になってくるな。あれ、なんかすでに計画をしているような口ぶりですね……(笑)。でもこうやって話していたら、ちょっとやりたくなってきました。具体的なアーティストだと柴田聡子さんやプライベートで親交のあるBEDとかに出演していただきたいです。