音楽で受けた刺激は、自分のクリエーションとして昇華したい
――かっこいいと感じるミュージシャンに共通するものはなんですか?
古川 オルタナティブ(商業主義的で、なおかつポピュラー音楽とは一線を画し、アンダーグラウンドの精神を持つジャンル)であること。あとは自由さですよね。あと、とにかく自分の表現のため、自由に全てを注いでる感じもかっこいい。自分が楽しむために活動することで、人を幸せにしているっていう。例えばいま人気の千葉雄喜(ラッパー)もそうじゃないですか。やっぱりかっこよさを突き詰めると、そこに辿り着くのだと思います。もちろんポップスのカルチャーでも、例えばNewJeansとか、純粋なクリエイターたちがピュアな姿勢で作品作りに取り組んで、カルチャーを動かそうと向き合っている人たちにも惹かれます。
――ポップカルチャーで影響を受けたアーティストはどなたですか?
古川 玉置浩二さんですね。いまのカルチャーとはまたちょっと違いますが、Forever Young感があってすごく惹かれますし、ああなれたらなって思います。もちろんスタイルがああなりたいというわけでなく、あんな存在でいれたら最高だなって思います。
――音楽から刺激を受けて、それが仕事に影響を与えることはありますか?
古川 めっちゃあります。グループでも音楽を作りますし、僕は衣装も手掛けるので、音楽で受けた刺激や感覚みたいなものは大事にしています。自分はアイドルを筆頭に、肩書きがいろいろありますが、すごく曖昧なもの。ポップスもすごく曖昧なものだと思うので、その輪郭をどう表現していくかという作業は、僕が尊敬するアーティストと同じく、ピュアに向き合うことが大事だと思うんです。だから遊びも仕事も全部本気で取り組んで、それをクリエイティブなものに昇華していきたいです。
UNDERCOVERのTシャツは、2005年春夏「BUT BEAUTIFUL Ⅱ」の時の一枚。シリアスなプリントデザインに対し、アメリカのお菓子みたいな色味もお気に入りだそう。
Maison Margielaの通称“エイズTシャツ”は、90年代中期の初リリースから今も発売している人気アイテム。売上は、HIV(エイズ)撲滅や患者のサポートのために寄付されているのだ。古川さんは色違いで3〜4枚所有しているそう。
古着の迷彩柄のTシャツは珍しい1ポケット仕様。作りがタフであることに加え、サイズもリラックス感があってフェスにはうってつけだ。
Real mad hecticのタイダイTシャツは、カラフルで開放的な色味が夏フェスにぴったり。着ていてテンションがあがるという意味でもフェスに不可欠。
Information
SUPER★DRAGON Major 2nd Single「Downforce」2024.9.11 Release
品番:PCCA-06333 / 価格:¥1,500(税込)
M1 Downforce
M2 Sweets
M3 Younger Forevermore
封入特典:トレカ1枚封入(集合1種、メンバーソロ9種 合計全10種) 他初回盤A・B
▼SUPER★DRAGON Major 2nd Single「Downforce」
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2024.9.28 「DRA FES 2024」大宮ソニックシティ 大ホールにて開催決定!
詳細
古川毅(SUPER★DRAGON)
2015年に結成した志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽の9人からなるミクスチャーユニット「SUPER★DRAGON」のメンバー。ラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、Newミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。個人としても2018年資生堂・シーブリーズのCMキャラクターに抜擢され、ドラマ「兄友」で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは人質です」「結婚できないにはワケがある。」「箱庭のレミング」「僕らが殺した、最愛のキミ」、映画『犬鳴村』など。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:KEI OOSAWA