“踊ってみた”で活動してきた僕らが「ライブを映像に残せるとは思っていなかった」

――2024年8月の単独公演「ANATASHIA ONEMAN LIVE 【 Nextage 】」がBlu-ray及びDVDで待望の“円盤化”となりました。

芝健 二次創作の“踊ってみた”で活動してきた僕らが、ライブを映像に残せるとは思っていなかったです。リリースが近づくにつれて実感がわいてきて、応援してくださっている“Tiara(ファンの愛称)”のみなさんのおかげで、ありえなかったことが実現できる現状がうれしいです。憧れていたアーティストさんのように「円盤を出します」とこうして、アピールできるのも感動しています。

――公演当日を振り返りながら、それぞれが思うみどころも紹介していただきたいです。

芝健 過去にYouTubeでアップした“踊ってみた”動画と違い、公演では今いる7人の構成で振り付けを作り直したんです。同じ曲であっても、過去の動画では推しのメンバーがいない寂しさを感じる人もいたと思いますし、7人でのパフォーマンスをじっくり確認してほしいです。

まりん 演目の一つ「可愛くてごめん」は、動画としてアップしていなかったんです。公演当日は初のフルパフォーマンスとなって、レア度が高いし、鑑賞できなかった人の悔しが少しでもやわらげばって思います。持ち味のアクロバットやブレイクダンスと対極的なパフォーマンスも、みどころですね。

なおや ステージで踊る表情をアップで見る機会はなかなかないので、自分でも振り返れるのは楽しみです。もちろん、他のメンバーの表情も気になって、「Bling-Bang-Bang-Born」で見せ場のあるハネルくんの表情もじっくり見ます!

りおん ライブ映像を見返すのは好きなんです。演目でいえば「ダンスロボットダンス」はみどころで、動画では芝健とまさとが一緒に踊ったんですけど、全員でパフォーマンスできたのはもちろん、客席に僕らが降りて、“Tiara”のみなさんにも近い距離で踊ることが出来たのが印象的でした。みんなが近い距離で楽しんでいる姿をぜひ、見てほしいです。

カナタ 7人全員でステージをめいっぱい使う演目があって、なかでも「阿修羅ちゃん」では、ステージの端から端まで走ったし、メンバー同士でライブのテンションに任せて、それぞれの動きをマネするのも楽しかったんです。1人ひとりのキャラが強いし、全編通してのユニゾン力にも注目してほしいです。

ハネル ブロックごとの衣装チェンジは、見てほしいポイントですね。「可愛くてごめん」や「「Bling-Bang-Bang-Born」では、センターをいただけたのが“おいしかったな”と思って、特に「可愛くてごめん」では、みんないる中で、自分の単独公演かのように我が物顔で1人で歩き出す場面を楽しんでほしいです。

まさと みんなで必死に練習して作り上げたステージですし、円盤化もすごくうれしいですね。「エフピーエス」ではヘッドセットマイクを付けて踊っているんですけど、キャラになりきってしゃべりながら展開していくシーンでは、緊張感もひとしおでした。他のメンバーがどんな表情をしていたのかも、気になるので見返します。