もっと上に行けると確信できた4周年ワンマンライブ | グットクルー 「さらなる高みを目指して航海を続けている」 INTERVIEW

もっと上に行けると確信できた4周年ワンマンライブ

――活動再開後で印象的なことを挙げていただけますか。

天羽　9月20日に開催した神戸国際会館こくさいホールでの4周年ワンマンライブです。2000人規模のステージは初めてだったんですが、こんなに大きなところに自分が立っている実感がなくて。終わった後も「本当に立ったんかな」と思っていたんですが、映像を見返したときに、ちゃんとやり遂げたんだと実感しました。この日に向けて、練習はもちろん、暑い中でビラ配りもしたので、いろんなことを思い出しました。

一ノ瀬　活動休止前にグループでミーティングをしたとき、目標に掲げたのが、神戸国際会館こくさいホールと３年後の日本武道館だったんです。4周年ワンマンを絶対に成功させるために東京合宿をして、「はばたけ！グットクルー！」という冠番組を持たせていただいて、2ndアルバム『クルージングッ！』もリリースして。神戸国際会館こくさいホールのステージから、たくさんファンの方々が集まった景色を見て、もっと大きいステージに行きたいと改めて思いました。

葵　「はばたけ！グットクルー！」の経験は大きかったです。初めての冠番組で分からないことだらけでしたが、スタッフさんが丁寧に教えてくださって、テレビで活躍できるようになりたいと思いました。

西野　神戸国際会館こくさいホールで4周年ワンマンをやるにあたって、この規模だとアイドルファンのお客さんだけでは厳しいなと感じたんです。そのほかのお客さんにも来てもらう必要があるなということでライブハウスを飛び出して、野外のライブやフェスに出演する機会を増やしてもらって。それまでアイドルに興味のなかった方にもファンになってもらえて、4周年ワンマンにも来てもらえたので、たくさんの人に知ってもらえる一年でした。

薺　１周年ワンマンは３人でやったんですが、そのときの目標は動員100人でした。それが4年目で動員2000人が目標になって。ここに来るまでは、いろんな葛藤もあって、どうしようって悩むことも多かったんですが、長期間にわたって東京合宿に行かせてもらえたことも、なかなか他のアイドルさんには経験できないことだし、社長を始め、会社の人たちが協力してくれて。会場が埋まるかどうか不安だったんですが、冠番組を見て駆け付けてくれる方もいて。神戸国際会館こくさいホールのステージからの景色を見たら、もっと上に行けるなと確信できました。

――クリスマスイブにリリースの3rdアルバム『FLY HIGH FIVE』から一人ずつオススメ曲を挙げてください。

天羽　新曲の「めっちゃいーじゃんぐる」は、「いーじゃん！」とみんなを肯定する歌詞で。日々の生活でネガティブになることもありますが、この曲を聴いて少しでもポジティブになってもらいたいです。

一ノ瀬　「開港☆あっぱーらんどまーく」です。私たちは神戸発アイドルとして活動していますが、歌詞に神戸にまつわるワードが散りばめられています。ポップで明るい曲なので、ライブで一緒に盛り上がってほしいです。

葵　『鬼滅の刃』の「紅蓮華」を作曲した草野華余子さんが書いてくださった「Rais the Sail」です。草野さんが「グットクルーの主題歌」と言ってくださったんですが、４周年ワンマンライブのコンセプトが「航海」や「面舵いっぱい」で、この曲も「帆を上げろ」がコンセプトで壮大な旅を描いています。ポップな曲が多いグットクルーには珍しい熱い曲調で、アルバムでアクセントになる1曲です。

西野　「ラブちゅちゅ宇Chu!!」です。「宇宙」がコンセプトで、元NMB48の日下このみさんが振付をしてくださったんですが、ダイナミックでユニークなダンスになっているのでライブで注目してほしいです。曲の世界観に合ったミュージックビデオも観ていただけるとうれしいです。

薺　「グッドジャーニー」です。今まで活動してきた中で、迷ったこともあったけど、私たちならもっと上に行ける、もっと高みを目指そうというメッセージが込められています。曲調もエモくてかっこいいです。

――最後にキャプテンの一ノ瀬さんから来年の抱負をお聞かせください。

一ノ瀬　武道館という大きな目標に向けて、今年以上に頑張らないとグットクルーのことを知ってもらえないですし、老若男女、いろんな世代の方に好きになってもらいたいです。そのためにも、もっと自分たちを追い込んで上を目指していかないといけないですし、５人それぞれ個性豊かでキャラも違うので、個人を知ってもらいつつ、グループの知名度も上げて、5周年に向けて頑張っていきたいです！

PHOTOGRAPHER：TOMO TAMURA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI