音楽を通じたコミュニケーションをもっと広げていきたい

――2025年はどんな年にしていきたいですか?

松田 2025年はもっとたくさんのライブをやりたいなと思っていて、自分の足でライブハウスを回って行きたいと思っています。去年の11月末に「INSPIRE TOKYO 2024 WINTER」というフェスに出演させていただいて、初の野外ステージだったのですが、お天気も良くて、たくさんの方が聴いてくださって。その日のために曲を書いていたのでとても良い経験になりました。青空の下で皆さんのお顔がよく見えましたし、子どもたちが踊っていたり、たくさんのエネルギーをもらいました。これからは、私からエネルギーを届けられるように、もっともっとライブをしていきたいです。みんなの為に歌いたいという気持ちが大きくなっています。

――4月から新年度で、新しい生活や環境がスタートする方に向けて、今宵さんからメッセージをいただけますでしょうか。

松田 環境が変わったからといって、自分を無理に変える必要ないのかなと思いつつも、その中でも明るい気持ちでいた方が良いなと感じています。私もよくやるんですけど、鏡を見て、無理やりでも笑います。毎日、鏡を見て笑顔を作ることを続けていると、ある日、効果を実感するんです。口角が上がるというか。それだけでも心が華やかになると思うので、緊張するな、とかちょっと疲れたなという時には鏡を見て笑うことをオススメしたいです。

――松田さんは新しい環境にすぐ飛び込んでいけるタイプですか?

松田 人見知りは割としないかなと思いつつ、緊張はしますよ。でも新しい環境は大好きで、ライブも毎回緊張していますけれど、音楽に集中していると緊張よりも楽しさが上回る瞬間がすぐ来るんです。

――「ヴィンテージカー」を聴けば元気が出て、頑張ろう!という気持ちにもなれると思います。

松田 ぜひ聴いていただきたいです!新しい松田今宵として、楽曲もたくさん出していきたいですし、ライブでは、元気が出たり、悩みをちょっと忘れられる、そんな空間を作っていきたいです。今、インスタライブを頻繁にやっているんですけど、ファンのみなさんが安心してこう感情をアウトプット出来る場所にしたいですし、音楽を通じたコミュニケーションをもっともっと大きくしていきたいです。

Information

7th Digital Single「ヴィンテージカー」
2025.3.5 release
配信リンク
MV

松田今宵

多彩な才能で音楽シーンを席巻する注目のシンガーソングライター。懐かしのポップス、北欧サウンド、ロックなど、幅広いジャンルの影響を受けつつ、独自の世界観を描き出す。繊細なコーラスラインとDTMを駆使した緻密な音作りが特徴的で、何気ない日常の音をサンプリングした斬新なアプローチでリスナーを魅了。ギター、ベース、ピアノをこなすマルチプレーヤーであり、ライブではループステーションを用いた革新的な演出も披露する。Vaundyなどを輩出した音楽塾Voice出身。こだわりのサウンドと自由な発想を確かな技術力で昇華させ、現代を生きる人々の心に寄り添う注目のアーティスト。

PHOTOGRAPHER:OYAKATA,INTERVIEWR:KOZUE NAKAMURA,HAIR&MAKE:MAINICHI UNIQUE,STYLIST:MAINICHI UNIQUE