ステージへの憧れが原点だった“NGT48での約6年”卒業後は「自立」のための新生活も
――1st写真集のタイトルにある「なんとかなる」の精神は、NGT48時代から変わらずですか?
川越 はい。常に「本番での一発勝負」を求められる環境で、失敗もたくさんあったんです。でも、どれほどのピンチに陥っても、振り返ると「なんとかなった」と思うことばかりでした。例えば、ステージではミスをあまりしないタイプではあったんですけど、卒業前の公演で披露した『蒸発した水分』の歌い出しを間違えてしまって、焦っちゃったときもあったんです。でも、間違えてもそのまま歌い続けて、笑いながら「ゴメンなさい!」と言って乗り越えられたので、本当に「なんとかなる」の連続だなって思います。
――NGT48からの卒業は2024年2月でした。2025年の芸能活動再開までは、何をしていたんでしょう?
川越 早寝早起きの健康的な生活をしていました。高校時代からアイドルをやってきた自分にとっては、大切な時間だったんです。新幹線のチケットを自分で取ってみたり、そうした一つひとつの小さな経験で、NGT48時代は大人の方々に支えられていたんだと分かりました。元々、アイドルを離れてからは自立したいと強く思っていたし、何でも「自分でやらなきゃ」という気持ちも芽生えて、勉強や料理も楽しんでいました。
――芸能活動再開のきっかけは、ファッション誌でのモデルのお仕事だったそうですね。
川越 はい。2025年の初めに「ファッション誌に出ませんか?」というオファーがあって、当時は芸能活動再開すると考えていなかったので、ちょっと悩んだんです。でも、ファッションやコスメが好きだし、挑戦してみようと思いました。
――再開した芸能活動での礎には、NGT48時代にあった約5年半の経験もあります。
川越 そうですね。私は元々、かわいい女の子が大好きで、アイドルにも憧れていて「ステージに立ちたい」と思ったのが、活動の原点だったんです。高校3年生で将来を考えるタイミングでNGT48のオーディションを知り、勇気を出して応募したのが芸能界へ入るきっかけでした。約5年半で何があっても怖くない精神が身についたし、一発勝負のステージをたくさん経験して、強い気持ちを持てました。
――グループを離れた今も、NGT48の活動を見守っていますか?
川越 もちろんです。新しいシングルがリリースすると欠かさず聴きますし、メンバーにはジャケットの仕上がりを見て「盛れてるね!」とメッセージを送ったり(笑)。フランクに連絡を取り合っています。加入前から握手会にも通っていたグループの先輩・加藤美南さんには、焼き肉につれていっていただいて、人生の先輩として「楽しく生きよう」とうれしい言葉もいただきました。
――モデルとして、インフルエンサーとして活動する現在。描いている夢や目標は?
川越 自立してからInstagramのアカウントを新しく作ったので、フォロワーさんを増やしたいです。ファッションやコスメへの興味もあるし、インフルエンサーとして、好きなジャンルについてもっとたくさん発信していきたいと思っています。
Information
『川越紗彩1st写真集 なんとかなるなる』
2025年10月14日(火)発売
定価:3,800円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FJLSK1JQ
川越紗彩さん1st写真集『なんとかなるなる』発売記念 お渡し会&撮影会
開催日:2025年10月18日(土)11:30~
会場:紀伊國屋書店 新潟店
https://store.kinokuniya.co.jp/event/sa-yakawagoeniigata/
開催日:2025年11月11日(土)11:30~
会場:HMVエソラ池袋
PHOTOGRAPHER:KOICHI NOGIHARA,INTERVIEWER:SYUHEI KANEKO