社員と会社が成長していける環境づくりに貢献していきたい
――別府さんはどのようなきっかけでエイスリーに入社されたのですか。
別府 別の会社で芸能マネージャーをしていた時に、「このイベントだったらMCは芸人さんとか、違うタレントさんのほうが面白いだろうな」など、現場でキャスティングについて考えることが多々ありました。事務所のマネージャーは、自社のタレントを売り込むことを優先しますが、純粋にイベントの成功をゴールとした時、どうやったら面白いコラボレーションが作れるかを考えるようになって。そんな頃、偶然、目にしたのがエイスリーの求人でした。エイスリーのキャスティング事業は、芸人やタレントはもちろん、インフルエンサー、YouTuber、アスリート、イラストレーターなど、さまざまなジャンルの方々と連携していて、自分がイメージしていたエンタメができるかも思い、入社しました。
――入社時の職種は?
別府 キャスティングディレクターとして入社したのですが、入社後すぐにコロナ禍になり、イベント関連の仕事が激減しました。コロナ禍で当時の代表が注目したのがタレントのセカンドキャリアでした。近年、タレントの皆さんのキャリア観にも変化が起きていて、タレントの仕事一本だけでなく、同時並行でパラレルキャリアとして様々な活動をしたり、タレント活動中からセカンドキャリアを考える方も増えてきました。ただ、タレントのキャリアをビジネスに活かせるサービスはあまりなかったので、アナウンサーから転職してきた自分の経験も活かしながら新しいビジネスをつくるため「タレントキャリアアドバイザー」として働くことになりました。
――今も展開されているタレントのセカンドキャリアビジネスに繋がってくるわけですね。現在はどのような業務に携わっているのでしょうか。
別府 現在はHRBP室と広報を兼務しています。HRBP室では、社員が成長できる環境を整え、会社に対するエンゲージメントを上げていくような、経営戦略に則った人事と採用を担当しています。あとは、複数の部署での実務を活かして、エイスリーのビジネスを社外に発信する広報も担当しています。採用面でも、20代の方たちに「この会社は面白そうだ。魅力的だ」と思ってもらえる情報を発信することが重要です。
――キャスティング会社の仕事を伝えるのは難しさがありそうですね。
別府 そうですね。「キャスティングディレクター」と言っても、伝わらないことのほうが多くて。特に新卒採用ではインターンシップのプログラムの中で、キャスティングディレクターの仕事を体験し理解を深めていただいています。実在した案件を題材に使って「クライアントからこういうテーマを与えられたらどうしますか」「誰をアサインしますか」といった課題解決体験やプレゼンなども実施しています。

――新卒でエイスリーに興味を持たれる方はどういった志向の方が多いですか。
別府 芸能関連や映画の制作会社や音楽レーベルに行きたい方など、エンタメ志望の方が多いですね。エイスリーの仕事はエンタメのど真ん中というよりは、エンタメと広告の中間なので、先ほどの職種への理解もそうですし、業務を理解していただくのに時間がかかります。だからこそインターンに力を入れていて、理解が難しいからこそ採用広報が大事だと思っています。エンタメも広告も両方にかかわれることは、将来的なキャリアプランの幅も広がりますし、もちろん多くの方の志望動機にもなっているエンタメの仕事にも携われます。
――今後の展望についてお聞かせください。
別府 これは私個人の考えでもあるのですが、人事としては「この人の能力は、こちらのポジションのほうが生かせるんじゃないか」という視点も大事で、本人のキャリアプランやポジションとのミスマッチでの退職を防ぐために、活躍できそうなスキルがあれば、組織の中で循環しながら能力を活かしてもらうことも必要だと考えています。エイスリーはいろんな事業をやっているので、ジョブローテーションも可能な環境です。社員が一緒に働きながら自己実現をかなえ、エイスリーが会社として成長できるように貢献していきたいと考えています。
INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI
