1期生として9年間活動したSTU48からの卒業を決意したきっかけ

――2月10日に東京・渋谷のSpotify O-WESTで行われた『STU48 SHOWCASE LIVE!1st~5th』での突然の卒業発表、とても驚きました。あの日に卒業発表しようと決めたのはいつ頃だったのでしょうか?

石田千穂(以下、石田) 実は、今年1月に広島で発表する予定だったのですが、私が参加できなくなってしまって…。そこから舞台や写真集の撮影などが続いて、ライブの予定がなかったのでホームページで発表することになってしまいそうだったんです。でも、どうしてもファンの皆さんの目の前で発表したいとスタッフさんにお願いしまして、福田朱里ちゃん主催の『フクフェス番外編』の日のお昼にSHOWCASE LIVEをやっていただいて、そこで卒業を発表させていただきました。

――ちなみに、メンバーの皆さんにはいつ、どのようなタイミングで伝えたのですか?

石田 中村舞ちゃんには都度話したり、相談したりしていたのですが、他のメンバーには当日、現場で伝えた形です。

――そうだったのですね。石田さんはSTU48の1期生として、同期の卒業もですが、後輩達の卒業も何度も見届けてきたと思います。そんな中で、ご自身の卒業を考えるようになったのはいつ頃からだったのでしょうか?

石田 1期生の同期が立て続けに卒業していった7周年の頃から、自分の将来についても考え始めるようになりました。やっぱり同期の卒業というのは、(自分の卒業を考える)大きなきっかけになったなと思っています。

――卒業を決めてから、ファンの皆さんに発表するまでの期間はどのような思いで過ごしていましたか?前後の心境を是非教えてください。

石田 卒業を発表するまでは、ライブや握手会に参加する度に、やっぱりもう少しSTU48にいたいな…と思ったりもしていたのですが、最後のシングルでありがたいことにソロ曲をいただいたり、卒業に向けてまわりの方達が動いてくださっている姿を見たりしているうちに、本当に卒業するんだなと実感してきました。発表してからは、ようやく言えた!というすっきりとした気持ちもあったのですが、ファンの皆さんの寂しそうな表情や反応を見て私もしょんぼりしてしまいました。でも、最後までたくさんステージに立って、ファンの皆さんと一緒に過ごす日々を増やしていきたいですし、ファンの皆さんには私がアイドルをしている姿をしっかりと目に焼きつけてほしいなと思っています。あとは、瀬戸内を拠点に活動しているグループなので、瀬戸内の皆さんにも何か恩返しができたらいいなと思っています。

――卒業発表の翌日には、関東でリリースイベントが行われましたが、その時のファンの皆さんの反応や反響はいかがでしたか?

石田 ミニライブの後にファンの方と1対1でお話しするイベントが行われたので、「寂しい」という声をたくさんいただいたのですが、「芸能活動は続ける」と伝えたら、皆さんホッとして喜んでくださっていたので、私も嬉しかったです。

――間もなくリリースされるSTU48の13thシングル「好きすぎて泣く」は石田さんにとって最後のシングルとなりますが、どのような曲になりましたか?

石田 STU48には切ない曲や後悔を歌った曲が多いのですが、今回の表題曲は個人的にとても好きな曲調です。切ない中にキレのあるかっこ良さがあるので、多くの方に共感してもらえたり、感情移入していただけたりする曲だなと思っています。「卒業は 気持ちの整理箱だね」という歌詞が出てくるのですが、私の卒業タイミングとも重なって、考えさせられる歌詞だなと思いましたし、お気に入りの歌詞になりました。

――リリイベでパフォーマンスを披露してみて、いかがでしたか?

石田 みんなと披露する回数も限られてくるので、噛み締めながらパフォーマンスしました。4月に入ったら、みんなと一緒にこの曲をパフォーマンスするのもあと何回なんだな…とか考えてしまいそうです。