MAISONdesの一員になれて嬉しい気持ちでいっぱいだった
――ここからは収録曲について伺います。「お気の毒様ね。」ですが、どのような楽曲になっていますか?
華乃 「お気の毒様ね。」は、失恋直後の女の子の気持ちを歌っている楽曲です。歌詞は毒々しく尖っていますが、どこかまだ前の恋愛への執着が残っていて、忘れようと思いながらも相手に対して攻撃的になる感情を表現しています。

――「お気の毒様ね。」はボカロPのふるーりさんの提供楽曲ですが、制作で印象的だったことを教えてください。
華乃 ふるーりさんも事前に打ち合わせをさせていただきました。東京真中さんと同様に、私の恋愛観をお伝えしたり、今と昔の恋愛の違いについて話したり、SNSがあることでのメリットとかデメリットとか、恋愛にかかわる話をたくさんしました。レコーディングでも細かくディレクションしていただきました。
――続いて3曲目に収録されている「Day & Night」はいかがでしょうか?
華乃 新しさとレトロさの両方を感じられる楽曲で、浮遊感があるサウンドに、揺れ動く恋心や不安定な恋愛感情を乗せた楽曲です。歌詞も他の楽曲とは異なる雰囲気で、少し固い言葉を使っていたり、いろんな捉え方ができるかなと思います。
――ジャケットも1曲目、2曲目とは全然違う雰囲気ですね。
華乃 イラストの女の子も捉えどころのない表情をしているのが、楽曲にマッチしていると思います。
――4曲目の「執着地点」はいかがでしょうか?
華乃 恋愛が順調な二人の日常を描いた曲になっています。上手くいっているのに、どこか物足りなさを感じてしまう。でも後で振り返ると、その何気ない日々が一番幸せだったと思える、そんな楽曲です。他の収録曲に比べて穏やかな曲ではありますが、執着という言葉を使っているとおり、幸せだけではなく、複雑な感情も織り交ぜています。
――最後は「きゅん接近あらーと」です。
華乃 「きゅん接近あらーと」は、片想い中の女の子の恋心を可愛く歌っています。片想いしている時は、辛いこととか、傷つくこともあると思いますが、聴いた方の心が軽くなったり、元気になってもらえる曲になればと思っています。SNSでも可愛く踊りやすい楽曲だと思うので、たくさん聴いて踊ってもらいたいです。

――すべての楽曲に振りはついているんですか?
華乃 そうですね。サビとポイントになる部分は全曲、振り付けを作っています。SNSにどんどんアップしていくので、注目していただけると嬉しいです。
――振り付けは華乃さん自身で制作されたのでしょうか?
華乃 全部、自分で作っています。ずっとダンスは続けてきたので、これからも振りつけは力を入れていきたいです。
――3月からリリースイベントも始まっていますが、全曲披露されているのでしょうか?
華乃 リリースイベントでは5曲すべてパフォーマンスしています。ライブで皆さんと楽しめるように、一緒に踊れる振り付けも作っています。シンガーとして歌をしっかり届けながらも、ライブならではの楽しい空間を作っていきたいと思っています。
――2025年12月の「COUNTDOWN JAPAN 25/26」がお客さんの前で初のパフォーマンスとなりましたが、いつ頃から準備されていたのでしょうか?
華乃 2025年3月くらいから準備を始めて、12月の「COUNTDOWN JAPAN 25/26」で初パフォーマンス、主催イベントとしては、2026年3月8日にタワーレコード渋谷店で開催したMini Live & Signing Eventで初めてお客さんの前に立ちました。約1年の準備期間を経て、直接、お客さんの前に立つことで活動が始まったんだと実感しました。

――「COUNTDOWN JAPAN 25/26」はいかがでしたか?
華乃 めちゃくちゃ緊張しました。緊張しすぎて記憶もあまりないのですが、たくさんの方が真剣に曲を聴いてくださったり、体を揺らしているのが見えて嬉しかったですし、ここに立っていていいんだって思えました。
――MAISONdesに参加することを聞いた時はどうでしたか?
華乃 MAISONdesはずっと以前から知っていて、SNSでもバズるし、有名な曲がたくさんあって。お話をいただいたときに、自分がその一員になれることに嬉しい気持ちでいっぱいでした。 コラボさせていただいたMIMIさんは、いろんな楽曲を聴いていたので、MIMIさんの繊細な音楽に自分の声をどう乗せるかをすごく考えました。私は普段、元気で明るいタイプですが、それなりに悩んだりとか、傷ついたりもするので、そういう等身大な自分を表現しています。
――MAISONdesの入居者や、華乃さんが所属する「Echoes」のアーティストが出演するクリエイティブ・イベント「Echoes Baa」が4月4日、5日に開催されました。華乃さんは5日にご出演されましたが、いかがでしたか?
華乃 会場全体が、本当に音楽が好きな人たちが集まっている空間だなと感じました。初めて私を見てくださる方も温かく迎えてくださり、ライブ中にはたくさんの方が手を上げて楽しんでくれていて、とても嬉しかったです。他のアーティストの皆さんのライブも本当に素晴らしく、たくさんの刺激と学びをいただきました。また、Echoes Baaならではのネイル体験やガチャガチャなどのワークショップも楽しむことができて、本当に幸せな一日でした。このような素敵なフェスに参加させていただけたこと、心から感謝しています。
