カップリングには2期生楽曲や3期生楽曲、ケンモチヒデフミの書き下ろし曲も

――「二つの道」はとても難しい曲だなという印象を受けましたが、3期生のお2人、レコーディングはいかがでしたか?

南 リズムも独特ですし、音程を取るのもとても難しかったです。3期生8人だけで合わせた時には、大丈夫かな?と不安でしたが、先輩方と一緒に作り上げることができるという喜びを噛み締めながらレコーディングに臨むことができたので、自分を成長させてくれた曲でもあると思っています。

黒崎 なかなか三拍子に乗り切れなくて苦戦したんですが、完成版を聴いた時には、私も本当にナナニジの一員になったんだなと改めて感じて、感動したことを覚えています。

――先ほど、椎名さんからmusic videoのお話も出たので、是非music videoの見所も教えてください。

黒崎 15人全員でのダンスシーンはとても迫力があるので、そこが見所だと思っています。あとは、上から俯瞰で撮っているシーンが多く、お部屋や小物などもとても美しいので、是非何度も繰り返して見ていただけたら嬉しいです。

――music video撮影の際には、先輩メンバーとたくさんコミュニケーションが取れましたか?

南 今までで一番、先輩方と一緒に写真を撮らせていただきました(笑)。先輩の撮影シーンをすぐ近くで見学させていただいて、そこでも自分もナナニジのメンバーであることを再認識できましたし、先輩達との心の距離も近くなったなと感じています。素敵な撮影だったので、とても思い出に残っています。

――では、ここからは少しダイジェスト的にはなりますが、カップリング曲についても聞かせてください。まずは、3期生メンバーが歌う「あちこちに残された走り書きの意味」について。

黒崎 この曲はオーディションの時に、秋元先生(秋元康)に書き下ろしていただいた楽曲なので、とても思い出深い1曲です。歌詞の内容からは、先輩方から受け継がれてきたナナニジの歴史も感じられますし、「それぞれが いろんな場所に自分の居場所を見つけたんだろう」 「“僕はわかった”という意味を込めて サインしているんだ」というセリフがあるんですけど、私自身も応援してもらっているような、心の支えになっているような楽曲だと思っています。私は「何かが受け継がれて行く」というセリフを担当しているんですが、この言葉にもとてもメッセージが込められているなと感じています。

南 私は最初の「体育倉庫の壁で見つけた落書き」から始まる4行のセリフが特にお気に入りで、とても思い入れも強いパートになっています。というのも、オーディションでグループに分かれて披露した時には、私はこのパートの担当ではなく、他の4人が一行ずつセリフを言った後の歌い始めを任されていました。今回、歌割りをいただいた時、自分がこの4行のセリフを言えることには嬉しさと少しの切なさもあったんです。一緒にオーディションを頑張ってきた他の子達のナナニジへの思いも感じました。この曲を通して色々な人と繋がっているんだ、そして、(ナナニジには)受け継がれていくものがあるんだと改めて感じています。この曲のメッセージとしては、過去から受け継がれてきたものという意味合いが強いと思うんですけど、自分は私達がまた何かを受け継いでいきたいという気持ちを持って歌っています。

――南さんは最初のセリフのみならず、最後のセリフも担当しているんですよね?

南 そうなんです。セリフ部分は私のパートに限らず、みんなのパートがとても素敵なので、是非皆さん、聴いてみてください。

――では、続いて椎名さんにお聞きします。まずは、「乳酸菌たち」という曲について。この曲は、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミさんが作詞作曲編曲を手がけていますが、とてもキャッチーで耳に残る楽曲ですね?

椎名 そうですね。「佐藤さん」や「あざす」といったナナニジの今までのコミカル系楽曲とも違って、よりコンセプトが加わった曲だなと思っています。私も水曜日のカンパネラさんの楽曲をよく聴いているので、もう一音目からケンモチさん節を感じましたし、他にはないポップで楽しい気持ちになれるケンモチさんの楽曲をナナニジで歌えることがとても嬉しかったです。歌割りが次々と変わっていく曲で、歌詞が本当に長いんです。レコーディングの時には、今までのナニニジ史上一番長い歌詞カードでびっくりしました(笑)。言葉遊びもそうですし、とにかく遊び心溢れる曲なので、いつかメンバーそれぞれがポップな衣装を着て、“体の博物館”みたいなセットの中でmusic videoが撮れたら可愛い作品になるだろうなと思っています。3期生にとっては初めて踏み込むような領域の曲だと思うので、ライブで披露するのが楽しみです。