フェスや対バンでは戦闘態勢!自分達が思うタイトル未定の武器や強みとは?

――夏は特にフェスや対バンライブに出演する機会が増えると思いますが、ワンマンではなく、イベントに出演する際に何か意識していることはありますか?

山下 正直ライブによってはアウェイだと感じるような時ももちろんあります。タイトル未定のことを知らない人達がたくさんいるライブでは、目線に困ってしまったり、他のグループのファンの方の圧に押されてしまったりもするのですが、そういうライブこそ、絶対にこの5人の良いところを見せてやるという気持ちになるので、逆に飲み込んでやろうと思うように心がけて臨んでいます。

冨樫 東京でのフェスや対バンでは、戦闘態勢といった感じで気持ち的にもガラッと切り変わります。特に大きい会場だと緊張して縮こまってしまうこともあるので、できるだけいつも通りでいようと心がけています。普段から東京でライブ活動をしている方達の中に、北海道から飛び込んでいくという感覚なので、負けたくないという気持ちがとても強いです。

多田 去年は、対バンで憧れのアイドルさんと一緒のステージに立ったり、憧れていたフェスに連れて行ってもらったりした1年でした。でも、まだまだ自分の気持ちと技術が追い付いていないなと感じたステージもあったので、フェスだから特に頑張ろうということではなく、憧れのアイドルさんと向き合った時にも負けないように、全ライブがフェスだと思って、日々の努力を積み重ねていきたいと考えています。

谷 特に話し合ったりはしていないのですが、メンバーそれぞれがフェスや対バンに懸ける強い思いを持っていると思います。ファンの皆さんから、札幌でライブをしている時はアットホーム感があるよねと言われることが多いのは、さっき冨樫が言っていたように道外のライブの時は戦闘態勢というか、負けたくないという気持ちが前面に出ているからなのかもしれません。ファンの皆さんにそういう風に見えているということも、とても大事なのかなと思っています。

阿部 MCや煽りでは毎回必ず「北海道から来ました!」ということを伝えています。北海道から来たと知った上で観てもらった方がより伝わると思っているので、そこは大事にしているところです。その言葉にはただの自己紹介というよりも、私達の意思表示というような気持ちが込められています。北海道からここまで歌を届けに来ました、思いを込めてパフォーマンスするので見ていてくださいという願いのような思いを込めて、その言葉を発するようにしています。

――フェスや対バンに懸ける思いが聞けたところで、皆さん自身が考えるタイトル未定にしかない武器や強みはどんなところか教えてもらえますか?

山下 楽曲の良さやパフォーマンスは誰かが言ってくれると思うので、私からは5人の個性を強みとして挙げさせていただきます。本当に個性的で、強めの濃い5色といったイメージを持っていただけるといいかなと思います。声も全然タイプが違いますし、性格もバラバラなのですが、そんな5人が集まるとひとつになれるところが魅力だなと思っています。今はバラエティ番組もやらせていただいているのですが、誰を見ていても楽しいと思います。

冨樫 やはり楽曲だと思います。いわゆる沸き曲という楽曲が注目されるアイドルシーンにおいて、音数が少なくてメッセージ性が強い楽曲が私達の武器だと思っています。飾らない私達の等身大を描いた歌詞が多く、そんな歌詞と美しいメロディが合わさったタイトル未定にしか出せない空気感が一番の強みです。

多田 5人の表現力も武器だと思っています。等身大という言葉がありましたが、それぞれのこれまでの人生やストーリーを踏まえた上で表現しているからこそ、同じ曲でも前向きに希望と捉えて表現しているメンバーもいれば、没入して噛みしめながら歌っているメンバーもいると思うんですよね。そうやって聞くと、表現の方向性がバラバラに聞こえるかもしれないのですが、私はそんな5人それぞれの表現力が大きいエネルギーとなって伝わっているような気がしています。そこがファンとして見ていた頃からずっと感じている一番の魅力です。

谷 アイドルグループはコンセプトが大事だと思うのですが、タイトル未定は「純粋、無垢、清純」といったコンセプトを大切に活動しています。そんなコンセプトをパフォーマンスで表現したいという気持ちが強いので、皆さんにも伝わっていたら嬉しいです。

――皆さんから色々なキーワードが出ましたが、阿部さんはいかがでしょうか?

阿部 そうですね。少し別の角度からお話しますと、私的にはタイトル未定の良さは、人懐っこさかなと思っています。話してみたら全員が思っていたイメージとは違うかもしれないのですが、人懐っこさがより好きになってもらえるところなのかなと思っています。ファンの皆さんはそんな普段の私達のことも見てくれているからこそ、ライブで頑張る姿を見て感情移入してくださっているのかもしれません。ライブでもメディアに出る時でも、接しやすさや親しみやすさも大切にしているので、そんなところもタイトル未定の魅力だと思っています。