主張が強いアイウェアが好き

ーー前回のTシャツに続いて、今回はアイウェアです。ご自身の私物を中心にお話を伺えればと思いますが、アイウェアは何本くらい持っていますか?

古川 30本くらいは持ってます。小学校1、2年生くらいから眼鏡っ子だったので、アイウェアをかけることに慣れていたのもあって、好きになりました。自分でメガネを選ぶようになったのは、中学生くらいの時です。当時は紫のフレームのものをかけていました。高校生になってからは、ちょっとクラシックなデザインが好きになって、そういうのばかりかけていましたね。買う時はその時の気分で選んでいますが、割と主張が強いものが好きかもしれません。服はもちろんですが、アイウェアは特に人と被りたくないなと思っています。レンズだけでも頻繁に変えます。今日は持ってきていないのですが、以前の連載時(vol.2)にかけていたモスコットのアイウェアは、今年また色を変えようと思っていて。去年は緑のレンズを赤のレンズに変えたのですが、今年は違うなって思ってます。

ーーたくさんのアイウェアをお持ちですが、「これをかけよう」と決めてからコーディネートを作ることはありますか?

古川 それはあまりないかもしれません。コーディネートの最後に決めるものと捉えています。でも、ほぼ毎日かけています。帽子を被っているだけだとそわそわしちゃうんです。メガネをかけていないと、どこか決まった感じがしなくて。身に付けずに家を出てしまって、時間がなくて後戻りができないときとか後悔しちゃうんです。「なんでかけてこなかったんだろう」って(笑)。選べない時は2、3本持って出る時もあります。「これだ!」って決まらなかった時は、一旦出先で落ち着いて決めようと(笑)。

ーーアイウェア好きの古川さんがこれまでたくさんのアイテムを見てきた中で、一番所有しているブランドはどこでしょうか?

古川 エフェクターですかね。Tシャツの時の話に近いのですが、音楽を感じるんです。青山に行くとお店(オプティカルテーラー クレイドル 青山店)をいつも覗いてしまいます。いろんな良いブランドがある中で、かけていてワクワクするし、あまり被らない点も魅力です。