リフレッシュ法はディズニーランドに行くこと | 有華 「誰かをハッピーにさせたいという気持ちが詰まったアルバム『messy bag』」 INTERVIEW

リフレッシュ法はディズニーランドに行くこと

――先ほどオフは家にいることが多いとお話していましたが、外出するときは、どこに行くことが多いですか。

有華　ディズニーランドばかり行ってますね（笑）。この2週間だけでも４回は行きました。私は1個のことを考え過ぎて、どんどん落ち込んじゃうタイプなので、どうしてもリフレッシュして頭を空っぽにする時間が必要なんです。そんなときはディズニーランドが一番で。地元の大阪にいた頃は旅行じゃないと行けない場所だったのが、東京に引っ越して電車で気軽に行ける距離になって、暇さえあれば行ってます。

――とはいえ、そこそこの距離はありますよね。

有華　自分でもびっくりするんですが、たとえば一日中お仕事で外に出ていても、翌日はディズニーランドに行きたいってなりますし、パスが安くなる平日の夕方からでも普通に行きます。もともとディズニー作品が大好きというのが大前提にあるんですけど、あの空間って特殊というか、みんなが幸せそうで、そういう場所が自分的には居心地がいいんです。何かに乗りたい、何かを見たいとかじゃなくて、あの場所を歩いているだけで幸せだなって思えるんです。そういう過ごし方って贅沢だし、リフレッシュになっています。

――最初にディズニーに行ったのは幾つのときですか。

有華　1995年で1歳のときです。その後も両親は、大阪在住なのに定期的にディズニーランドに連れて行ってくれて、本当に感謝です。

――特に好きなディズニー作品は何ですか。

有華　なかなか一つには絞れないんですが……高校生のときにハマった『塔の上のラプンツェル』（2010）は思い入れも強いですね。ディズニー作品全てに共通するのは基本的にハッピーエンドなんですよね。そこが大好きな要素なんですけど、生きていく上で家族や友達を大切にしようというメッセージが心に響きますし、そのメッセージによって自分自身も生きている感覚があります。いつかはディズニー作品の歌が歌えたらなという夢もあります。

――ディズニー作品にインスパイアされた曲もあるんですか。

有華　あります。今回のアルバムも全体的にハッピーな内容になっていますが、サウンド面のリファレンスや、こういう効果音を入れたいなとか、誰かをハッピーにさせたいという気持ちは、ディズニーからインスピレーションを受けています、

――ディズニーランドでグッズも買うんですか。

有華　はい。どんどん増えています（笑）。私はサブキャラが好きで、たとえば『ピーター・パン』に出てくる犬のナナだったり、『リトル・マーメイド』でエリック王子が飼っている犬のマックスだったり。フォーカスが当たる人をサブで支えているかわいい子が好きなんです。Tシャツを始め、ディズニー作品の服を集めるのも好きで、古着屋さんで掘り出し物を探すこともあります。

――海外のディズニーランドに行ったことはあるんですか。

有華　カリフォルニア、フロリダには家族に連れて行ってもらいました。本当に親には感謝しかないです。まだパリと上海には行ったことがないので、いつか制覇したいですし、海外のディズニーランドに行ったのは子どものときだったので、全て再訪したいですね。

――来年、東京と大阪でワンマンライブ2024「messy bag」を開催しますが、見どころをお聞かせください。

有華　MCですかね（笑）。もちろん曲もたくさんやりますし、ライブに来てくださる方は、たくさん音源を聴いてもらっていると思うので、生の良さや、その場でしか感じられない空気を共有して、一緒に共鳴できたらうれしいです。

PHOTOGRAPHER：YUTA KONO,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE：Akiko Hachinohe