多種多様な楽曲と演出で会場全体が笑顔に

BUDDiiSがキャリア初のホールツアーは全国10箇所13公演を開催。クライマックスはパシフィコ横浜国立大ホールで4月28日(日)、29日(月・祝)の2日間で実施され、チケットは両日ともにソールドアウトとなった。

グループカラーであるイエローや、推しメンバーを応援するサイリウムが会場をカラフルに彩る中、開演時間を迎えると会場は暗転。オープニング映像が流れるとチェックのスーツを身にまとったメンバーが登場した。オープンニングナンバーは本ツアーのテーマソング『JUBiiLEE』。多幸感あふれるナンバーを笑顔いっぱいでパフォーマンスした後、昨年10月にリリースした1stアルバム『BRiLLiANT』のリード曲「Koi to me」では一転、セクシーな表情を見せ、レーザーの演出がさらにライブを盛り上げる。続くメドレーでは『OZ』、『P.A.R.T.Y』、『Under The Sea』、『To The Top』とライブ定番曲を一気に披露し、良曲ぞろいのBUDDiiDSを見せつける。

FUMINORIが考案し、前日にインスタライブで紹介したメンバー紹介では、MORRIEとSHOOTがアドリブでボケまくり笑いを誘う一幕も。「ついにファイナルの地にやってきました。僕たち、全力でぶちかましますので、皆さんも僕らに熱い気持ちを届けてください!」と呼びかけると『Lack』がスタート。ラブバラードにふさわしいしっとりとしたパフォーマンスで観客を魅了する。「一緒にジャンプしましょう!」という言葉で始まった『ALRIGHT』では、バディ(BUDDiiSファンの総称)がクラップを鳴らし、一緒にジャンプ。『Beautiful』『Glow Gold』と心地良いミドルチューンが続く。

パーティーに誘う胸キュンワードをお題とした映像では、HARUKIの「ここから抜け出そう。王子様の言うことは絶対です」というセリフに歓声があがり、KEVINのキメ顔からの「…芋掘り行こうよ」というセリフに爆笑が起きるなど個性が爆発。

衣装を変えたメンバーがステージに戻ると多様なジャンルで高いダンススキルをみせつけ、MORRIEがアカペラで歌い出し『Magic』へ。『YO HO』でバディと一体になり、FUMINORIが「KEVINが作詞作曲した新曲です。皆さんの背中を押せる曲になっています」と紹介した『LOUD』ではバディへの愛あふれるメッセージが紡がれた。