新曲「フェアリィ」では待望の未来古代楽団とコラボ
――そこから色々な人の目に留まるようになり、メジャーデビューへと繋がっていくわけですね。インタビューの冒頭で、まさか自分が歌手になるとは思ってもいなかったとおっしゃっていましたが、メジャーデビューが決まった時は、どんな心境でしたか?
ダズビー 普通はメジャーデビューすると、ステージなど表舞台に立ったりすると思うんですけど、私は今でも韓国の家で宅録で曲を作っていますし、顔出しもしていないので、まだまだメジャーデビューしたという実感はあまりないです。
――なるほど。とは言え、YouTube登録者数133万人、動画再生回数累計6億回突破といった反響については、どのように受け止めていますか?
ダズビー 数字がもう凄過ぎて、実感できていないです。本当に実感できていないことばっかりなんですよね…。
――でも、それがすごくリアルな感覚、感想なんだろうなと思います。
ダズビー 今こうして日本でインタビューを受けていますけど、たくさんの日本の方が自分の声を知ってくれているというのは、本当に不思議な感覚です。ずっと韓国に住んでいるので、日本の方からの応援コメントは嬉しいですし、本当に元気になります。
――では、ここからは新曲「フェアリィ」についてお聞きしていきます。まずは、どんな曲なのか?そして、曲が生まれた経緯など教えてください。
ダズビー 「フェアリィ」は神秘的な雰囲気と共に、どこか懐かしい思い出も感じられる魅力的な楽曲です。今回は、未来古代楽団さんから先に声をかけてくださって、コラボすることになりました。もともと、未来古代楽団さんの「忘れじの言の葉」という楽曲を私がカバーしたことで、お互いに知るようになって、その繋がりからコラボまで実現して本当に嬉しいです。
――コラボしませんか?というお話が来た時はどんな気持ちでしたか?
ダズビー まずは、とにかく早く楽曲を聴いてみたいという気持ちが真っ先にあって、楽曲を聴くまではずっとドキドキしていました。
――実際に曲を聴いた時の印象はどうでしたか?
ダズビー 私の声にぴったり合う曲を書いてくださったと思って、本当に嬉しかったです。
――もともと、未来古代楽団の「忘れじの言の葉」という曲のカバーを投稿して、大きな反響があったわけですが、この楽曲とはどのように出会ったのでしょうか?
ダズビー 昔からファンタジー風の曲を聴くのが大好きだったので、YouTubeで色々な音楽を聴いている時に、おすすめで流れて来たんです。どんな曲なんだろう?と聴いてみたんですけど、もうそこからの記憶がないくらい衝撃を受けました(笑)。それからは自分でも歌ってみるようになって、とてもハマりました。
――いい曲に出会うと、すぐに歌ってみたいという感情が沸き上がってくる感覚なのでしょうか?
ダズビー そうですね。自分がいい曲だと思わなければ、やっぱり、なかなか上手くは歌えないので、普段から選曲する時も流行っている曲だからというよりも、自分が好きな曲で、かつ、自分の声に合う曲というのを選曲するようにしています。
――そして、この「忘れじの言の葉」のカバーがYouTubeで6500万回再生を超えたわけですが、ここまでの反響をご自身ではどう受け止めていますか?
ダズビー “ダズビー”という名前を聞いた時に、みんながイメージとして真っ先に思い浮かべるのがこの「忘れじの言の葉」という曲になったと思っています。
――そこから実際に古代未来楽団とのコラボまで実現して、改めて、「フェアリィ」はダズビーさんにとってどんな曲になりましたか?
ダズビー 改めて、ファンタジーっぽい曲、こうした壮大な曲というのがこれからも歌っていきたいテーマなんだなと感じましたし、追求していきたいアーティスト像のその第一歩となるような曲になったと思います。