共通点は“加入当時の最年少”過去の映像を見て自分たちが“大人”になったと実感 | つばきファクトリー 「秋山眞緒＆豫風瑠乃“共に加入当時の最年少”グループとしての時代の変化も噛み締めながら」INTERVIEW

共通点は“加入当時の最年少”過去の映像を見て自分たちが“大人”になったと実感

――つばきファクトリーでは秋山さんは今年で加入8周年、豫風さんは加入3周年を迎えました。

秋山　私と瑠乃は加入当時の最年少で、大阪出身の共通点もあるのですごく似ている気もするんです。私は特に、2016年8月の加入からリトルキャメリアンの4人が加入するまで、最年少だった期間が長かったので、雰囲気が変わったと言われることも多かったですね。YouTubeチャンネル「Girls Night Out」にある「GREEN ROOM」の動画で、過去の自分を振り返ると全然しゃべれていないし、めちゃめちゃ鼻声だし…（笑）。変わったとは自覚していなかったけど、動画で見ると大人になったんだなと思います。でも、ファンのみなさんからはよく「孫のように見ている」ともおっしゃっていただくので、もっとちゃんと成長した姿を見せたいです。

豫風　加入当時と変わったと言われるんですけど、自分ではよく分からないんです。最年少だったので子どものイメージが強かったのかと思って、私は年相応で「今の瑠乃がコレだから」と考えているし、成長できたかは難しいですね。でも、映像やブログを振り返ると「え、こうだったんだ」と思うときはあって。曲についてのコメント内容で「語彙力がなかった」と反省しますし、意味不明な文章を今読むと「何やってたんだろう」と思っちゃいます…（笑）。

――（笑）。ちなみに、7月から開催中のハロー！プロジェクトメンバーによる“ハロコン”は今夏、全グループ集結の形式が復活しました。シャッフルユニットなどで他グループともステージで共演していますが、そこで気がついたつばきファクトリーならではの個性もありますか？

秋山 　ハロコンが大好きで、リハーサルや本番では舞台袖からみんなのパフォーマンスを見るのが楽しいんです。他グループの表現から学ぶことも多いんですけど、久びさに全グループが揃って、つばきファクトリーは曲の幅が広いと感じました。切ない曲を歌った次に、かわいい曲を歌って。カッコいい曲へと続いたり、色んなジャンルを歌えるのは武器だと思っています。

――今夏には、新グループ・ロージークロニクルも誕生して。豫風さんはハロプロ研修生時代の同期メンバー全員と、ステージで肩を並べるようになりました。

豫風　ハロプロ研修生の同期メンバーには、特別な感覚があるんです。例えば、アンジュルムでは平山遊季ちゃん、OCHA NORMAでは広本瑠璃ちゃんや西崎美空ちゃん（崎の正式表記は「たつさき」）、北原ももちゃんをメインに見てしまいますし、もっと頑張らなきゃと励まされます。スタートラインが一緒だったので、言い訳ができない仲間というか。みんなの前では、独特ないい緊張感もあります。

――ハロー！プロジェクトとしても、グループとしても切磋琢磨し合って。最後、今後の活動に向けた意気込みも伺えればと思います。

秋山　つばきファクトリーで、メンバー個々がよりフィーチャーされるようになるのが理想なんです。お仕事でもプライベートでもいい子たちばかりですし、ファンのみなさんに知られていないよさもたくさんあります。私もグループが見つかるきっかけになればうれしいですし、力になれるようにアピールできれば。もっと大舞台へ羽ばたけるように、頑張っていきます。

――秋山さんの熱い思いを、隣でじっと見つめていた豫風さんは？

豫風　あきゃまさんが言ってくださったように、つばきファクトリーは「今のままで留まらず、もっと広く知ってもらわなければいけない子たちばかり」と思っています。個性豊かだし、メンバー全員が好きなんです。みんな、違う色を持っているので、もっともっとたくさんの人に知ってもらえるように、たくさんのステージを経験してみたいです。

PHOTOGRAPHER：TOMO TAMURA,INTERVIEWER：SYUHEI KANEKO