グループ史上最大規模の会場と演出で会場を魅了
BUDDiiSのキャリア史上最大規模となる日本武道館でのワンマンライブは、9月6日(金)と7日(土)の2日間にわたり開催され、チケットは両日ともにソールドアウトとなった。
開場時刻になると、ステージに設置された巨大なLEDパネルに映像が映し出される。雄大な楽園を想起させるようなシーンに続いて、メンバー1人ずつが登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。
ユートピアの王子様を連想させるパステルカラーの衣装を身に纏ったメンバー10人(FUMINORI・KEVIN・MORRIE・SEIYA・YUMA・SHOW・TAKUYA・HARUKI・FUMIYA・SHOOT)がステージの上段に登場。
記念すべきオープニングナンバーは、9月18日リリースの1st Mini Album『UtopiiA』に収録される新曲「Ütopia」。客席の来場者全員に配布された制御型ペンライトがピンクと白に光り、まさに理想郷のような演出となった。
2曲目の「CLICK ME」では「日本武道館、待たせたな!」と会場を煽り、さらに「楽しみにしてましたか? みんなで今日は最高の思い出を作って帰りましょう!」と客席に向けて呼びかけた。
続いて「Brightness」では、サビの「みんな違って みんないいよね」という歌詞に合わせ、制御型ペンライトが虹色に光り輝くというドラマチックな演出がされ、ステージの各所から花火も噴き出されるという、大きな会場にふさわしい豪華な演出で会場を盛り上げた。無数のレーザー光線が交錯するダイナミックな演出とパワフルなボーカルで「Koi to me」を歌い上げた。ライブの定番曲「Under The Sea」では、ビジョンに海中を連想させる映像が流れ、「みんな踊れるよね?」と会場を煽り、メンバーはステージの両端に伸びた花道へと歩みを進めながら、バディ(BUDDiiSファンの総称)に「最後の最後まで楽しんでいってください!」と呼びかけた。
真っ白なドレッシーな衣装を纏ったメンバーの映像がビジョンに映し出され、楽園のモチーフとなる蝶々が舞い、会場は「海」から「夜空」へと移り変わる。映像が終わると、KEVIN、MORRIE、SHOOT、SHOWの4人がステージ上段に登場し、スタンドマイクで「ケビリカル – UtopiiA – Special Mashup」と題されたスペシャルメロディーを歌い上げた。この曲は、グループの音楽制作を担うKEVINが「her+art」「ENCHANT」「JEALOUS」の3曲をマッシュアップしたバラードで、4人の美しいハーモニーが光る1曲である。
続いて、「BUDDiiS×DANCE」というタイトルでダンスブロックへ。TAKUYA、YUMA、FUMIYA、SEIYA、HARUKI、FUMINORIの6人が、自身を表現するダイナミックなダンスを披露し、バディを魅了。
ボーカルチームとダンスチームに分かれて、それぞれのスキルを遺憾なく発揮したセクションを終えると、衣装チェンジをした10人が再び集結。8曲目の「LOUD」では、「バディのみんな、最高の景色をありがとう!」と感謝の気持ちを伝え、「OZ」ではメンバーが「大好きだ my buddy」という歌詞に合わせ、笑顔でハートマークを送った。